ブックタイトル未来へつなぐバトン 千代田区戦争体験記録集

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概要

未来へつなぐバトン 千代田区戦争体験記録集

今回のインタビューでいろいろなことを吸収できましたが、積極的に質問ができず、体験者のお話しを聞くことがメインになりました。インタビューすることは私の想像以上に難しかったです。戦争を経験していない私が、立ち入って良いのかという戸惑いがあったことに加え、的外れな質問をしてしまうのではないかという不安もありました。でもインタビューをしていくうちに「私はなるべく聞くことに徹しよう」という風に思えるようになって、少し心が軽くなりました。今回のインタビューでの私の目標は戦争の核心に触れるというものでしたが、経験値の少ない私の器では取り扱えるものではありませんでした。しかし、生の声を聞き、戦争の真実を知る貴重な場であったことを実感し、この企画に参加できて、本当に良かったと思っています。体験者の皆さんの言葉一つひとつに重みを感じ、しっかりと受け止めることができました。私たちに伝えようとお話ししてくださった皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回の経験をもとに、自分の中で戦争への考えを深めていきたいと思います。西山侑里にしやまゆり区内在学高校2年生私は、人前や初対面の人と話すことが苦手です。インタビューはとても不安でした。初めてのインタビューは、とても緊張しました。自分の思い通りのインタビューがまったくできませんでした。それが悔しくて、次は自分の聞きたいことを聞くようにしました。すると、だんだん質問できるようになりました。最後のインタビューでは、しっかりインタビューと、自分の思いを伝えることができ、気持ち良かったです。私は戦争体験者の方にお話をお聞きして、もう戦争をやってはならない、と感じました。テレビや文章では分からない、直接お聞きして初めて分かることがありました。今まで私は戦争とは遠い昔のことであり、自分には関係のないものだと思っていました。しかし、このインタビューをして、どんな人にも戦争は関わりのあることで、それぞれが意見を持つべきだ、と考えました。さまざまなことを改めて考えさせられるインタビューでした。松崎璃々花まつざきりりか区内在学中学1年生186未来へつなぐバトン千代田区戦争体験記録集