更新日:2023年5月26日
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特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む)のことです。
子や孫などになりすまして事前に「携帯電話番号が変わった」という電話をし、犯人の電話番号を登録させ、後日、再び電話をして、「借金をした」「会社の金を使い込んだ」などと言って、お金を振り込ませる手口です。また、「会社の小切手が入ったかばんを失くした」「上司の携帯電話を借りて電話している」などと言って、お金の工面をさせたうえで、「上司が取りに行く」と言って、現金を直接被害者の自宅まで取りに来ることもあります。
「電話番号が変わった」という電話は詐欺です
区役所や年金事務所の職員を装って「医療費や保険料の還付金がある。指定の口座に振り込むので、口座番号や暗証番号、生年月日、住所を教えてください。」などといった、ウソの電話をかけてきます。「入金を確認してほしい。銀行等のATM(現金自動預払機)に着いたら、今から伝える電話番号に電話してほしい」などといってATMに誘導します。指定された電話番号へ電話をさせて「私の指示どおりにATMを操作してください」などと言葉巧みにATMを操作させ、指示どおりに操作すると、反対に犯人の口座に振り込むことになります。
「ATMの操作を求める」電話は詐欺です
警察官や金融機関の職員を名乗り、「あなたの口座が犯罪に使用されています。口座凍結のため、カードを受け取りに銀行協会の者がご自宅にうかがいます」、「暗証番号を教えてください」などと電話をし、その後、銀行協会職員を装って自宅に訪ねてきて、キャッシュカードを預かり、預金口座から現金を引き出す事件が多発しています。
「カードを預かります」という電話は詐欺です
携帯電話に、「アダルトサイトの料金が未納です。延滞金が発生しています。コンビニエンスストアでギフト券を購入して支払ってください。支払わなければ法的措置をとります。」などの内容のメールを受信し、確認のため送信元に折り返し連絡をすると、実際に存在する債権会社名を名乗ったり、弁護士を装ったりして、電子マネーやコンビニエンスストアでギフト券を購入させて支払いを請求してきます。
「アダルトサイトの料金が未納です。延滞金が発生しています。支払わなければ法的措置をとります。」という電話は詐欺です
今この瞬間も、犯人はあなたの家族に詐欺の電話をかけているかもしれません。あなたの大切な家族が詐欺の被害にあわないよう、家族と一緒に、特殊詐欺の防止について、ぜひ話し合ってみてください。
特殊詐欺への対策についての詳細は、次の警視庁のホームページをご覧ください。
区内の各警察署の連絡先・問い合わせ先
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お問い合わせ
地域振興部安全生活課安全生活係
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4251
ファクス:03-3264-8956
メールアドレス:anzenseikatsu@city.chiyoda.lg.jp
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