更新日:2016年2月12日
ここから本文です。
区役所や年金事務所の職員を装って「医療費や保険料の還付金がある。指定の口座に振り込むので、口座番号や暗証番号、生年月日、住所を教えてください。」などといった、ウソの電話をかけてきます。また施設等への優先入居等をもちかけて金銭を要求する詐欺があります。
「入金を確認してほしい。銀行等のATM(現金自動預払機)に着いたら、今から伝える電話番号に電話してほしい」などといってATMに誘導してきます。指定された電話番号へ電話をさせて「私の指示通りにATMを操作してください」などと言葉巧みにATMを操作させ、指示通りに操作すると、反対に犯人の口座に振り込むことになります。
区では、電話で口座番号を伺ったり、直接ATMの操作をさせて、医療費等の還付手続きをすることは、絶対にありません。
怪しい電話だな、と思ったら、ご自分の情報は教えずに、電話を切って、すぐに警察に通報してください。
区役所の職員を名乗る男性から「保険の還付金があるのでATMに行って手続きをしてほしい」という内容の電話があり、ATMコーナー(無人)に行くように案内されました。
電話を受けた高齢者は、携帯電話で相手が指示するままにATMを操作してしまい、結果として99万余円を振り込まされる振り込め詐欺の被害に遭いました。
被害者本人が保険年金課の窓口に来庁して、職員に問い合わせたことから事件が発覚しました。すぐに職員が麹町警察署刑事課に通報し、被害者から被害届が提出されました。対応が早かったことから、後日犯人が逮捕され、被害額の約半分が被害者本人に戻りました。
よく耳にするような会社名を名乗って、「あなたは、近々区内にできる有料老人ホームの優先入居の権利が得られました。入居にあたっては、1,800万を用意してください。取り消す場合は、10%の手数料200万円が必要となります。預かった解約金は、金融庁に収めます」といった内容の電話がありました。
電話を受けた高齢者は、「そんな登録を頼んだ覚えはないので、取り消してほしいが、振込手続は難しくてできません」と伝えたところ、先方から「宅配便で急いで送ってもらえば、解約手続きを何とかします」と言われました。
この高齢者は、「面倒なことに巻き込まれたくなかった」ため、100万円を宅配便で送ってしまいました(この事件は警察で捜査をしています)。
孫をかたり、「かばんを電車に忘れてきた。携帯電話と1,500万円分の小切手が入っていた」などと、高齢者宅に電話がありました。高齢者は、孫からの電話と思い込み、500万円を用意するため、金融機関に出向きました。しかし金融機関職員による声掛けにより、だまされていることを高齢者が知り、振り込むことなく被害を未然に防げました。
区民の方から、「国民健康保険の高額療養費の還付金があるので、金融機関のATM(現金自動受払機)の前に行き、指示どおりにしてほしいという不審な電話についての相談が寄せられました。
区内の高齢者の方等に対して、区の職員を名乗って医療費や保険料の還付金に関する手続きを促す不審電話が、相次いで発生しました。
具体的には、「6月ごろに医療費の還付金の通知を送ったが手続きがされていないので、すぐに手続きをして欲しい」などと話し、相手が言った電話番号にかけ直すよう促したり、金融機関の口座番号や携帯電話の番号を聞き出すなどの手口でした。
北海道において札幌市の区役所職員を装い、「ねんきん特別便の回答が来ていないため、60,539円を支払わなければ受給している年金が停止になる。」と言われ、現金をだましとられるという手口の詐欺行為による被害が発生しました。
(注釈)現在はねんきん特別便は平成20年に発送を終了しています。現在は、国民年金・厚生年金保険の被保険者にねんきん定期便郵便が定期的に郵送されています。
「国民健康保険庁」という実在しない組織から、「年金の未納期間がある」、「住民税等の未納がある」ことを理由に、「国民健康保険の無期限効力停止」をする旨の督促状が届いたという問い合わせがありました。
関連リンク
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください