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更新日:2023年9月29日

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ノロウイルスによる食中毒に注意しましょう

ノロウイルスに汚染された食品を食べたことによる食中毒は年間を通して発生していますが、特に冬季に多発しています。ノロウイルスによる食中毒は年間食中毒患者数の半数を占め、食中毒予防の観点から重要な問題となっています。

ノロウイルスによる食中毒は、次の原因である場合がほとんどです。

  1. 二枚貝などノロウイルスに汚染された食品を、生、あるいは加熱不十分で食べた場合
  2. ノロウイルスに感染した人(無症状の場合もあります)が、手洗いを十分行わずに食品の調理をしたことにより二次汚染された食品を食べた場合

ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒を予防するために、次の対策をとりましょう。

区民の方へ

手洗いのイメージ図

トイレから出た後や調理前・食事前の手洗いを徹底しましょう。

ふん便・吐物は、適切な方法で消毒・清掃した後で、かならず室内を外気換気しましょう。

詳しくは、「感染性胃腸炎」のページをご覧ください。

食品取り扱い事業者の方へ

食品取り扱い事業者の方は、区民の方向けの対策に加え、次の事項も実行しましょう。

  • 業務開始前に従事者の体調をチェックし、体調不良者は、調理に従事させないようにしましょう。
  • 就業中にトイレを使用する場合は、衣服を着替えましょう。トイレ利用後は、トイレ専用の手洗い器で正しい手洗いをしましょう。
  • トイレ内の清掃は、塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm))を使用した消毒を徹底しましょう。
    重点的に消毒する場所としては、トイレ出入口戸のノブ、手洗い器およびその周囲、洗浄蛇口、大便器およびその周囲(床・壁)、トイレットペーパーフォルダー、汚物入れ等があります。
  • シジミ、アサリ、ハマグリ、ホンビノスガイ(白ハマグリ)、加熱用カキ等の二枚貝を調理する際は、中心部までよく加熱(85℃~90℃で90秒以上)してから提供しましょう。
  • ふん便やおう吐物には、ノロウイルスが大量に含まれている場合があります。処理する際は、汚物に含まれるウイルスに汚染されないよう、使い捨てのガウン(エプロン)、使い捨て手袋とマスクなどの専用の衣服に着替えてから、作業を開始しましょう。ウイルスが飛散しないようペーパータオル等で静かに拭き取ります。次に、床を塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm))で浸すようにペーパータオル等で拭き取り、その後水拭きをします。処理後に、施設全体の換気を必ず行い、空気を入れ替えましょう。拭き取り時に着用したガウンや、汚物を拭き取ったペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約1,000ppm))を入れることを推奨します。

正しい手洗い方法、ふん便・吐物の詳しい処理方法は、東京都ホームページ「ノロウイルス感染予防の徹底を(外部サイトへリンク)」のパンフレットを参考にするか、生活衛生課にお問い合わせください。

正しい手洗いができているか確認するため、手洗いチェックキットを貸し出しています。ぜひ、ご利用ください。

お問い合わせ

千代田保健所生活衛生課食品監視指導係

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館8階

電話番号:03-5211-8168・8169

ファクス:03-5211-8193

メールアドレス:food-eisei@city.chiyoda.lg.jp

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