トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 平成31年・令和元年プレスリリース > 令和元年10月プレスリリース > 第14回「ちよだ文学賞」受賞作を発表~大賞は真野 光一(まの こういち)さんの「光射す方に」に~(令和元年10月4日配信)
更新日:2019年10月4日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
千代田区が主催する「第14回ちよだ文学賞」は、312編の応募があり、選考の結果、大賞を真野 光一(まの こういち)さんの「光射す方に」に決定しました。
また、大賞とは別に、千代田賞として友田 海青(ともだ かいせい)さんの「千鳥ヶ淵の調べ~瀧廉太郎 別れの歌~」が選ばれました。
区の持つ文化的・歴史的な魅力をアピールするとともに、文学の担い手として新たな才能を発掘し、多くの人に文字や活字の大切さを考えるきっかけづくりとなるよう、平成18年度に創設し、今年で14回目です。
真野 光一さん
光射す方に
とある鉄工所を舞台に繰り広げられた、登場人物のキャラクター造りがとても巧みで、特に主人公が魅力的で読者を引き込む作品となっています。文章の構成も見事であると評価され受賞へ繋がりました。
「自分が育った家の近くに鉄工所があり、よくそこに出入りして悪戯をしていたため、錆びた鉄の臭いなどが、幼い記憶と共に残っています。大きくなりガス溶接を覚えたこと、九州に住み、夏の強烈な暑さが身体に染みついていたことなどが、この小説を書くきっかけになりました。」
友田 海青さん
千鳥ヶ淵の調べ~瀧廉太郎 別れの歌~
千代田区を舞台に瀧廉太郎の短い一生を描いた作品となっております。
「音楽を文字で表現することは大変難しかったが、瀧廉太郎の帰国後の曲の魅力を万分の一でも再現できていたとすれば、喜びこれに勝るものはありません。」
(注意) 第14回作品集を、10月28日(月曜日)から区役所2階情報コーナー、三省堂書店神保町本店、東京堂書店神田神保町店などで販売(価格500円)します。
現在募集中です。
締切は、令和2年4月30日(木曜日)です。
詳細は、「募集要項」を参照してください。
文化振興課文化振興係(電話番号:03-5211-3628)
お問い合わせ
政策経営部広報広聴課報道担当
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4172
ファクス:03-3239-8604
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