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更新日:2011年7月15日

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平成23年7月15日 区内放射線量の測定結果について-学識経験者からのコメント-

千代田区は、福島第1原子力発電所の事故発生に伴い、大気中等の放射線量の測定を行っています。
今回、学識経験者から6月28日までのデータについて、コメントをいただきました。

1 コメントの内容

首都大学東京 大学院放射線科学域長 福士政広 教授

  • 千代田区の放射線量等の測定は適切に実施されている。
  • 判断基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)によることが妥当である。
  • これまでの区測定データはすべて下回っており、問題ないレベルである。
  • 環境放射線については、測定拡大が必要な状況にはない。今後数値は低下していくと思われる。

日本大学歯学部 総合歯学研究所 野口邦和 専任講師

  • 千代田区の放射線量等の測定は適切に実施されている。
  • 事故前の東京23区における地上1mの自然放射線量はおよそ0.074μSv/hであった。今回の区測定の地上1mにおける放射線量は0.06~0.16μSv/hであった。地上50cmおよび地上5cmにおける放射線量はそれぞれ0.06~0.18μSv/h、0.07~0.18μSv/hであった。
  • 事故前と比較すると高いものの、自然放射線量が相対的に高い関西地方には区内最高値に匹敵する市町村が事故前からあり、問題のある放射線量ではない。
  • 事故に起因する放射線量は1年後におよそ8割、3年後におよそ5割、7年後におよそ3割に低下する。降雨による洗浄効果を考慮すると、もう少し早く低下することが期待できるはずである。
  • 上記の確認を含め、今後も定期的に測定を継続することが求められる。

2 直近の測定結果

別紙のとおり

3 今後の取組みについて

専門家による放射線に関する区民・保護者向けの講演会を開催する予定です。
また、学校給食等の食材産地の公表も順次行う予定です。

問合せ

  • 千代田区生活衛生課 電話:03-5211-8162
  • 千代田区安全生活課 電話:03-5211-4249
  • 千代田区広報広聴課 電話:03-5211-4170

添付ファイルのダウンロード

最新の区内放射線量等の測定結果について(平成23年7月12日)(PDF:106KB) 

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お問い合わせ

政策経営部広報広聴課報道担当

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4172

ファクス:03-3239-8604

メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp

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