更新日:2017年12月26日
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千代田区では、行政活動の目標をわかりやすく区民に公開すること、評価結果を改善に結びつけPDCAサイクル(注釈)を確立し簡素で効率的な区政運営を行うこと、成果志向の行政改革を推進すること、職員の意識改革とコスト意識を徹底させることを目標として掲げ、施策や事務事業に対する内部評価を実施しています。また、行政評価の客観性を高め、評価結果の反映による区民サービスのさらなる向上を図るため、平成23年度から「外部からの事務事業評価」を実施しています。
現在、区の行政評価では、「基本計画等において中長期的な数値目標を明示しておらず、基本計画に掲げる将来像の達成状況の把握が難しい」、「評価対象事業等の選定基準が明確ではなく固定化する傾向にある」などの課題を抱えています。
このため、平成25年度の外部評価委員会では、従来の施策や事務事業に対する評価ではなく、効果的な数値目標の設定や評価対象の選定基準のあり方など、行政評価制度に関する評価を実施しました。
今後、この報告書を踏まえ、平成26年度を最終年度とする区の基本計画の改定に向けて、行政評価制度を新しい基本計画の進捗管理に活用していくため、区が見直しに努めていきます。
施策の計画、実施、評価、改善(Plan-Do-Check-Action)のサイクルを継続して行うことにより、施策や事務事業を見直し、その結果を実施方法の改善や予算へ反映させ、区民満足度の高い区政を推進するものです。
平成25年度の委員会は5名の学識経験者により構成され、任期は平成25年度末までです。
(役職順、50音順)
氏名 |
職名 |
|
---|---|---|
委員長 |
武藤博己 |
法政大学大学院公共政策研究科教授 |
副委員長 |
谷本有美子 |
公益社団法人神奈川県地方自治研究センター研究員 |
委員 |
朝日ちさと |
首都大学東京都市教養学部都市政策コース准教授 |
委員 |
出雲明子 |
東海大学政治経済学部政治学科准教授 |
委員 |
堀江典子 |
一般財団法人公園財団公園管理運営研究所主任研究員 |
施策や事務事業の評価においては、区民の視点を踏まえて行うことは当然のことであり、評価の結果を改善に結びつけることが重要です。このため、アンケート調査等のさまざまな手段を活用し、区民の意見を踏まえた見直しに努める必要があります。
職員がやりがいをもって施策や事務事業の評価に取り組める制度とするため、職員からの意見やアイディアを募るとともに、評価実施後も改善に向けて意見交換を実施するなど、職員参加による見直しに努める必要があります。
評価の結果を通じて、施策や事務事業の課題を顕在化し、区民サービスの向上につなげていくため、区民からもわかりやすい施策の目標を数値で示し、その達成状況の明確化を図る必要があります。
区役所2階区政情報コーナー、各図書館及び各出張所で閲覧することができます。
このページの添付ファイルから、ダウンロードすることもできます。
1.行政評価制度の概要
1.1 全国自治体における行政評価制度の沿革
1.2 千代田区における行政評価制度の沿革
2.千代田区の行政評価制度に対する評価
2.1 行政評価の意義
2.2 行政評価の目的
2.3 行政評価の視点
2.4 外部評価の必要性と役割
2.5 行政評価の評価対象施策等
2.6 指標と目標値の設定方法
2.7 行政評価制度の見直しに向けて
1.千代田区行政評価実施要綱
2.千代田区職員行政評価に関するアンケート
(1)アンケート調査の結果
(2)アンケート自由記入欄回答一覧
(3)アンケート結果の数表
(4)アンケート調査票
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お問い合わせ
政策経営部企画課
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電話番号:03-5211-4140
ファクス:03-3264-1466
メールアドレス:kikaku@city.chiyoda.lg.jp
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