更新日:2014年11月5日
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住居表示実施前の住所は、土地を管理する地番を番地として用いていました。しかし、時代の経過とともに枝番、欠番、飛番ができたこと等により、住所を表示する手段としてふさわしくなくなりました。
また、町の境界が入り組んでいたり、規模等も不統一であったり、郵便の配達や訪問に大きな不便を感じるようになりました。
そこで国は、このような問題を解消するため、「住居表示に関する法律」を制定し、これに基づき全国の自治体で住居表示が進められました。住居表示とは、町の形状、規模、境界などの適正化(隣町との複雑な入り組みや飛び地がなく、一定の面積で、道路・線路・河川など、恒久的な施設を境に町の区域を決定)(注釈)を図り、住所の番号を街区符号である「番」と住居番号である「号」によって住所を表示し、誰にとってもわかりやすくするものです。
(注釈)住居表示の表示例
住居表示実施前 |
千代田区○○町○丁目○○番地 |
---|---|
住居表示実施後 |
千代田区○○町○丁目○○番○○号 |
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