更新日:2017年10月4日
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近年、梅毒の患者報告数が増加しています。2015年の患者報告数は1,044人と過去10年間で最多となっており、女性(特に20歳代から40歳代)の割合が増加しています。
2016年の5月現在の報告数は、過去10年で最も報告数の多かった前年同時期と比較して2倍に増加しています。
梅毒流行状況:男女別患者報告数推移
東京都健康安全研究センターホームページより
都内患者報告数の推移
東京都感染症情報センターホームページより
梅毒は性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接すること)などによって感染し、しこりや発熱など全身に様々な症状が出る感染症です。病気の時期により症状が異なり、時に無症状のこともあります。
検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。妊娠中の女性が梅毒に感染すると、胎盤をとおして胎児に感染し、早産や新生児死亡の原因になることがあるため、注意が必要です。
千代田保健所では毎月第1金曜日にHIVの検査を実施しており、その時に性感染症(梅毒、淋菌、クラミジア)の検査も一緒に受けることが可能です。予約制(匿名)となっておりますので、検査を受けられる際には、下記の問い合わせ先に電話で予約をしてください。
お問い合わせ
千代田保健所健康推進課感染症対策係
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14
電話番号:03-5211-8173
ファクス:03-5211-8192
メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
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