更新日:2022年8月4日

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BA.5対策での換気への注意

CO2センサー利用者からの換気事例

区では、第7波への緊急対応として、7月26日から一般家庭向けに換気の状態を計測できるCO2センサーを抽選により一般家庭向けに貸し出しを行いました。

本ページでは、これまで寄せられた区民の皆様の使用事例の中から10事例をご紹介しています。

あくまで「参考」となりますが、ぜひ、保健所、医師からの呼びかけも参考に、お一人お一人の感染防止対策にお役立てください。

(注意) 厚生労働省では1,000ppmを窓開け等、換気が必要となる基準としています。
(注意) 各事例の測定値は、CO2センサーによるその時点の値を読み取ったもので、施設全体の換気状況を判断するものではありません。なお、区内外気の平均的なCO2濃度は、450~500ppmです。
(注意) CO2濃度を1単位まで計測できる機器ですが、事例では100単位で記載しています。

事例(1) 500ppm 区内イベント・納涼の夕べ(40代女性)

コメント:千鳥ヶ淵の灯篭流しを見に行きました。靖国通り側で人がたくさんいましたが、外だったからか常に500ppmくらいでした。

事例(2) 2,600ppm超え 夕方、帰途の電車内(区内の大学へ通う大学生)

コメント:大学からの帰途、電車内はほぼ満員の状態で窓も空いていませんでした。

事例(3) 700ppm 出張時に携帯して計測(会社員)

コメント:出張時に携帯しましたが、公共機関はJR、私鉄(窓は空いている)、JALともに700ppm前後でした。

事例(4) 700ppm未満 大学の講義(区内の大学へ通う大学生)

コメント:換気されていました。教室の人数は23人でした。

事例(5) 700ppm 学習塾、他(小学生のお子様を持つ父親)

コメント:子どもの学習塾が心配でしたが、換気に注意いただいていることがわかり安心しました。また、子どもと映画館に行き、1,000ppmと出ましたが、子どもから「誰も話していないから大丈夫だよ」と教えられました(笑)。

事例(6) 4,700ppm超え 区役所から車での帰途(40代女性)

コメント:区役所でCO2センサーをお借りして、自宅までの帰途、自家用車内でエアコンを付け車内循環のまま走ったら走り出しは712ppmでしたが、自宅に到着時には4,000ppm超えに。車内換気には注意が必要と感じました。

事例(7) 500ppm未満 自宅でエアコンを付け閉め切り状態(50代女性)

コメント:我が家は外気との24時間換気が行われているためか、エアコンを付けて窓を閉め切っていても低い状態でした。

事例(8) 1,400ppm超え 平日のランチ(会社員)

コメント:1人用のアクリルパーテーションのある席でしたが、1,400ppmでした。仕切りは濃度とは関係ないということですね。

事例(9) 1,400ppm 人の多い営業部フロア、他(会社員)

コメント:人の多い営業部のフロアは1,400ppm、少ないフロアは700ppmでした。会議室は会議開始1時間後に計測したら1,300ppmでした。

事例(10) 600~1,000ppm 自宅で教室を開催(50代男性)

コメント:自宅の10畳ほどの部屋で教室を開いていますが、窓を閉めていると30分で600ppmが1,000ppmに。開けると10分で600ppmに戻るという具合です。学校の30分に一度窓を全開にという指導には理由があるのだなと理解。

換気が十分でない場所での、マスク無しの会話に注意を

千代田保健所長 原田 美江子

このたび、区民の皆様から「換気」について、身近な情報をお知らせいただきました。本情報は、あくまで区民が計測されたものではありますが、私自身が日頃見ているデータと近いものです。

はじめに電車内の例ですが、これまで電車内でのクラスター例が報告されていないのは、「会話が少ない」「マスクの着用」によるものと言われています。

しかしながら、報告例のように満員状態では必ずしも換気が十分ではない状況もあります。引き続き注意や窓開けには皆様の協力をお願いしたいと思います。

次に車の換気ですが、エアコンの効きが良いからと内気循環で運転を続けると、すぐに数値があがることが多く報告されています。帰省や行楽時、特にご友人とのドライブであれば外気導入モードをお勧めします。

逆に心配していたのに、実際は低かったという報告も多くありました。新しい建物では24時間換気が定められていますし、施設などでもコロナ禍において、換気が配慮されるようになった結果だと思います。

また、映画館でのお子様の「誰も話していないから大丈夫」というコメントは、感染経路をよく理解していらして感心しました。

一方、陽性者がこれだけ多い状況下では、お酒が入らないランチなどでも、換気が十分でない場合は、マスクなしの会話はぜひ控えていただきたいと思います。

お子様の話の例からも感染リスクの高い状況は、個人でも、ある程度想定することができると思います。

本データはあくまで「参考」ですが、感染者の急増で必要な医療提供が困難になっている状況下、ぜひ、お一人お一人が感染防止対策を心がけてくださるよう、お願いします。

アルコール消毒よりもエアロゾル感染に注意を

千代田区医師会理事 水野 泰孝 医師(グローバルヘルスケアクリニック院長)

私の医院でも熱がある患者さんからの問い合わせが多く、すべての患者さんを受け入れることが難しい状況にあります。

いま、その感染リスクを少しでも下げるためには、経路のひとつとしてのエアロゾル、いわゆる空気中を漂う飛沫よりも小さな粒子に含まれるウイルスによる空気感染への対策に重点をおくべきと考えます。

アルコール消毒などの接触感染への対策よりも、家や飲食店で効果的な換気をすること、そして不織布マスクを肌に密着するようにしっかり着けるだけでも、かなり感染リスクを抑えられます。

新型コロナが発生した時から、いわゆる「三密の回避」と言われてきました。これは、特に今でも変わらないことではあります。

しかし、こう暑い日が続くと、エアコンがしっかり効いたところでお過ごしになる方が多い。

もしも換気がうまくできていない中でマスクを外して会話をすると、どうしても飛沫だけではなく、その飛沫がエアロゾルになって舞っている微粒子を吸い込むことになります。

「富岳」のシミュレーションを見ても、例えば一人で食事に行っても、お近くで会話が生じているとエアロゾルが舞っていて、さらに降りかかってくる状況がよくわかります。

その微粒子を除去するために、換気が非常に重要な対策となります。一概に外食やイベントを制限するのではなく、人が集まる場所ではしっかり換気ができているか、それが最も大切になってくると思います。

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