更新日:2021年8月2日
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地震など予測できない災害とは異なり、台風などの風水害はある程度事前に予測ができる災害です。大切な命を守るために、災害が発生してから行動するのではなく、事前に行動計画(マイ・タイムライン)を作成し、災害に備えましょう。
マイ・タイムラインフォーマット(記入例)(PDF:1,130KB)
【タイムラインのイメージ】
ハザードマップを確認し、自分の家や職場、学校にどのような危険があるのか確認しましょう。
例:ハザードマップ(神田川版)
風水害の恐れがあるときに、どこに避難するのか家族で話し合っておきましょう。避難とは「難」を「避ける」こと。安全な場所にいる人は、わざわざ外に出て避難所に行く必要はありません。
また、避難する場所は避難所だけではありません。災害リスクの少ない親戚や知人宅などに避難する「縁故避難」も有効な手段です。
大雨の情報や、川の氾濫情報などをどこから入手するか確認しておきましょう。
テレビ、ラジオのほか公的機関のホームページなども有効です。
災害による危険が迫っている場合、区は警戒レベルに応じた3段階の避難情報を発令します。
その正しい意味を普段から知っておくことで、発令されたときに慌てず行動することができます。
警戒レベル | 避難情報名称 | とるべき行動 |
---|---|---|
警戒レベル5 |
緊急安全確保 (注意) 災害状況を確実に把握できるものではないので、必ず発令されるものではない。 |
すでに災害が発生または切迫しており、屋内の上階への避難など直ちに命を守る行動をとる(垂直避難等)。 |
警戒レベル4 | 避難指示 | 災害発生のおそれが高いため、危険な場所から全員避難する(水平避難等)。 |
警戒レベル3 | 高齢者等避難 | 高齢者等は避難を開始する。その他の人は避難準備をする。 |
避難するときに必要なものを、リュック等にまとめて持ち出しやすいところに置いておきましょう。
食料、飲み物、懐中電灯、ラジオ、いざというとき助けを呼ぶための笛、タオル、ビニール袋、着替え、現金など
各家庭によって必要なものは異なりますので、用意するものは家族で相談して決めましょう。例えば、赤ちゃんがいる家庭はおむつやミルク、女性なら生理用品等が必要です。
最悪の事態を想定し、台風発生から災害発生までの間に、「いつ、何をするか」を考えていきます。
雨風が強くなる前に行うべきことを済ませておく時期です。
【具体例】
雨や川の水位などに留意し、避難行動を検討・開始する時期です。
【具体例】
身の安全を確保する時期です。
【具体例】
大雨や洪水は自然現象であり、タイムラインで想定したとおりに進行するとは限りません。
マイ・タイムラインを作っただけで安心せず、以下の心得を忘れずに行動しましょう。
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お問い合わせ
政策経営部災害対策・危機管理課
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
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ファクス:03-3264-1673
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