更新日:2023年2月21日
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国内では第8波に突入し、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増しています。
千代田区は第7波に続き、第8波への緊急対応として、どこにいても換気状態を確認することができるスマホ連動型のCO2センサーを一般家庭向けに貸し出します。
第7波時には都のモニタリング会議で「猛暑日が続き、冷房で部屋を閉め切っていることが一因」との提言や、「感染ルートの約7割(68.9%)が家庭内感染」であることなどのデータが示されています。
第7波の貸し出し時のアンケート(実地計測112例の報告)では、極端な高濃度は報告されておらず、各人が注意した傾向が見られました。これから気温が下がり感染の拡大が予想されているなか、年末の人の集まりや、忘年会、帰省などの際、区民がそれぞれの行動にあわせ使用してもらうことを期待しています。
11月28日(月曜日)まで(消印有効)に、ハガキまたはEメールで「1.CO2センサー貸し出し(Eメールの場合は件名)、2.郵便番号・住所、3.氏名(ふりがな)、4.年齢(学年)、5.電話番号」を記入のうえ、下記応募先にお送りください。
〒102-8688
千代田区九段南1-2-1 千代田区政策経営部広報広聴課
Eメール chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
区役所6階 政策経営部広報広聴課
先日、本区の職員が外出した際の体験談です。
外は32度の暑さ。エアコンを付けて12時過ぎにドライブスルーで昼食を注文。
車内で食べながら30分ほど経った頃、そういえばセンサーを積んでいたと思い出し、12時54分、スマホのモニターを見ると、そこには今までに見たこともない数値が出ており、思わず写真を撮ったとのこと。
職員は、「6月来の猛暑でエアコンを内気循環にしていたが、ここまで濃度が高まるとは思わなかった(厚生省基準は1,000ppm以下)」と話していました。
エアコンを「内気循環」の状態で、楽しく食事をしながら30分。車内CO2濃度は4,207ppmに。
家屋や施設では、2003年の建築基準法改正により、すべての建築物で24時間換気システムの設置が義務化されました。
しかし、実際のところ、換気が不十分だとどの程度のリスクがあるか、身近に感じたことがある方は少ないのではないでしょうか。
また、狭いスペースに人が多く集まるケースではクラスターが発生するリスクもあります。車内の例もそのひとつです。
「外気導入」だけでどのくらいで、空気が入れ替わるかのテストをしてみました。
【午後5時12分】
「内気循環」で1,417ppmまで上がったところでエアコンを「外気導入」へ。
【午後5時17分】
わずか5分でCO2濃度が半減。最小の風量でも効果がありました。
行楽・帰省時は渋滞も多く、マイカー内の換気には注意が必要です。
年末年始は、どこにでも持ち歩けるスマホ連動型センサーを感染対策に役立ててください。
(注意) 炎天下の車内にセンサーを放置することはおやめください。
(注意) 当選された方は以下の二次元コードからダウンロードをお願いします。
ご利用のスマートフォン/タブレットではブルートゥースをオンにしてください。
アンドロイド端末では上記に加えてGPS/位置情報/現在地をオンにしてください。
(注意) App StoreはApple Inc.のサービスマークです。Google PlayおよびGoogle Play ロゴはGoogle LLCの商標です。
お問い合わせ
政策経営部広報広聴課報道担当
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4172
ファクス:03-3239-8604
メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
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