トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 令和2年プレスリリース > 令和2年2月プレスリリース > 新型コロナウイルス感染防止に関する基本方針を決定~3月15日まで、図書館の閲覧中止など~(令和2年2月26日配信)
更新日:2020年2月26日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
千代田区は、新型コロナウイルス感染防止に関する政府方針などを受けて、本日(2月26日)、「新型コロナウイルス感染防止に関する千代田区の基本方針」を決定しました。以下は基本方針全文です。
新型コロナウイルスの感染が国内で広がる中、政府は2月25日の対策本部会議で感染防止の具体策などを盛り込んだ総合的な基本方針をまとめ発表しました。
これを受け、千代田区では26日、第4回の健康危機管理対策本部会議を招集し、「今後1~2週間が感染拡大を防止する瀬戸際」となる重要な時期との認識から、従来の対応に加えて、3月15日迄を当面の期間として、千代田区の対応に関する基本方針を定めました。
区民に対しては、当初より手洗い等の予防を呼びかけると共に、一般電話相談窓口に寄せられる問い合わせ対応(1日あたり約60件)とあわせ、帰国者・接触者電話相談センターにおいては、感染が疑われる場合に都内約80か所の医療機関へ速やかに受診できるよう調整を行う体制をとっています。
2月26日、感染の拡大防止のために特に注意すべきは、集団感染であるとの視点から、1.多くの方が、2.一定の場所に、3.一定の時間滞留する、イベントや施設の利用を当面3月15日迄、原則中止する方針を定めました。とりわけ高齢者、基礎疾患のある方の感染リスクを勘案し、総合的に判断したものです。
具体的には千代田図書館など区内の図書館での閲覧の中止、かがやきプラザでの社会福祉協議会による高齢者向けの講習会やイベントなどの中止を決定しています。なお、千代田のさくらまつりについてもこの方針に基づいて中止することとしており、その他の中止情報についても区のホームページ上で確認できるようになっています。
(注意) 例外的に実施するイベント等では、十分な予防対策を講じることとしています。
区立の小・中・中等教育学校・幼稚園・保育園・学童保育等へは、学校・園等を通じ、保護者へ児童・生徒に手洗いなどの感染症対策の徹底と共に、毎朝の検温を依頼し、発熱時の自宅での休養を求めています。
また、行事等についても区の感染症の拡大防止の方針に準じた内容に公共交通機関を利用する催しを加え中止の決定を行っており、25日現在、既に社会科見学など20件余の行事の中止を決めています。なお、卒業式・卒園式については、時間短縮や規模縮小の方向で検討を行っています(私立の保育園、学童保育については、区立での決定内容を伝えています)。
2月5日に全職員に対しての手洗いの徹底など感染予防策の周知と、所属長への症状が疑われる職員への適切な対応を指示しています。21日には発熱等の風邪症状がある際の休暇の取得と毎日の体温測定と記録を行うこと、症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合の対処などを通知。また、現在、区業務の中で時差通勤が可能な事務についての調整を行っています。
なお、今後とも国内での状況を踏まえ、随時、区民の安全を確保する対応を講ずるものとしています。
お問い合わせ
政策経営部広報広聴課報道担当
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