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更新日:2020年9月15日

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「千代田区 全町会長懇談会」についての区の考え方について

このたび、区と町会をつなぐ年に一度の「全町会長懇談会」について、問題を提起する報道がなされました。町会及び区民の皆様におかれましては、ご心配をおかけする内容とも思います。

千代田区は108の地域に分かれ、そこには町の人々が組織する町会があります。また、多くの地域には江戸開府以降、歴史的な出来事とともに、さまざまな時代の足跡が刻まれた由緒ある町名も残されています。江戸開府400年事業では、地域の提案を受けて一町会にひとつずつ「町名由来板」が設置されるなど、区民にとっての町への愛着は特別なものがあります。

以下に、報道内で取り上げられた「全町会長懇談会」「女性・婦人部長懇談会」についての、区の考えをお伝えします。

全町会長懇談会の開催形式とご夫人の参加について

「全町会長懇談会」は、行政と区内団体が、避難所立ち上げや、安心・安全パトロール、防災訓練など多岐にわたる地域活動を無償で担う町会長の皆様とともに研修を受講し、懇談を行うことで、社会の現状や課題を共有し、併せて地域住民の生の声を聴く機会として開催しています。

今回の報道では、この懇談会への町会長のご夫婦での参加が問題視されました。区としてご婦人をお招きするのは、普段、地域活動を担っていただく際、ご夫婦で協力して活動していただいているのが実態であり、懇談会にもご夫婦で参加いただくことが地域活動の状況を多面的に伺え、今後もご夫婦で協力しあい、地域のために尽くしていただくことにつながると考えているためです。

懇談会は飲食を伴い、その支出額も問われています。もちろん、テーマを設けた会議形式の会も考えられますが、その場合、どうしてもテーマ以外のことは話しにくくなり、行政側からしても取り上げきれないテーマが地域にあった際にくみ取れないことがあります。具体的なテーマを設定しない懇談会という形をとることで、地域で起きているさまざまな事柄についてざっくばらんにお話しいただき、ご参加いただいた方が新たな問題に関心を抱くようになること、また、行政としても新たに取り組むべき課題を発掘する機会となるものと考え実施しています。

また、懇談会には社会福祉協議会やシルバー人材センター、まちみらい千代田など、地域に根差した団体等も参加しており、行政だけではなく、区内団体も含め広く地域課題を共有できる貴重な場としています。

区として町会長のご夫人をお招きしているのは、ご夫人にもいろいろなご意見を出していただく趣旨からです。また、以前は、お聞きする側として区長夫人も出席していました。これは、ご意見を聴くとき、区長側がひとりでは、ご夫人が話しにくいこともあるだろうという点からです。しかし、区長が夫婦で出席することについてはさまざまな意見もあり、現在は出席を控えています。

懇談会費用の妥当性について

報道では「全町会長懇談会」は、ここ数年来、食費(下線部「飲食費」が正)だけで一人当たり14,000円~15,000円程度の支出となっているとの指摘がありました。「大津地方裁判所が2003年に、大津市長と連合町会会長との懇談会において、一人当たり6,000円を超える支出は違法とする判決を出している」ことに対し、千代田区の懇談会にかかる費用や開催形式は、社会通念上許される範囲を逸脱しているとして疑問視する専門家もいるという内容です。

しかし、大津地裁の判決では、懇談会費用が社会通念上の儀礼範囲であるか否かの判断は、接遇の必要性、接遇の相手方の身分、接遇の場所や出席人数等から総合的に判断されるべきであると判示されており、個別事案ごとに結論が異なることは認めています。そのうえで、当該事案については、6,000円以上がその範囲を逸脱するものと判断されたのであり、区では千代田区の全町会長懇談会の食事代について6,000円以上の支出が不当であると判断されるものではないと認識しています。

区の懇談会の経費については、執行機関で予算案をまとめ、予算の成立を経て、執行しています。大津市と千代田区は地域の違いという点だけからみても、飲食代に違いが生じるのはやむを得ないと考えます。さらに指摘の「14,000円~15,000円程度の支出」は会場費等の会議にかかる費用を参加者割りしたものであり、実際の食費については9,000円~12,000円となっています。(下線部削除)

専門家のご意見についてはさまざまなお考えがあろうと思いますが、日頃の町会長の無償の活動と今回の懇親会の金額については、妥当と考えており、千代田区内で開催するにあたっての諸費用を積み上げた支出額としては適正な執行であると判断しています。

女性・婦人部長懇談会の開催について

また、千代田区では、平成19年度以降「女性・婦人部長懇談会」が開かれ、毎年、150万円~200万円が支出されていることにも疑問が向けられました。「全町会長懇談会と“類似”の懇談会費用を新たに捻出して実施することの妥当性」について、問われたものです。

しかし、これについても、各町会においては、町会長ご夫妻だけではなく、婦人部長にも、地域の子どもたちの祭りやお年寄りの見守り、敬老祝い金配付のご協力や敬老会における引率・案内役、さらに一斉清掃まで、さまざまな形で地域コミュニティ振興に無償でご尽力いただいていることは、周知のとおりです。区としては、各町会の婦人部長と区との幅広い意見交換の場と、婦人部長相互間の率直な意見交換の場を作るためにも必要な事業と考え、実施しているものです。

このような理由から、区としては、今回の報道内容はこれらの懇談会の実態について的確な説明を欠く部分があったことを残念なことと考えますが、今後の事務執行にあたっては報道での指摘について配慮に努めてまいりたいと考えています。

以上

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  • 「全町会長懇談会」「女性・婦人部長懇談会」:コミュニティ総務課(電話番号:03-5211-3660)
  • その他:広報広聴課(電話番号:03-5211-4170)

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政策経営部広報広聴課報道担当

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