更新日：2020年10月20日

特別研究室企画展示 100年後も手に取れる本に～内田嘉吉文庫修復報告2020～（令和2年10月20日配信）

このページは、上記日付によるプレスリリース（報道機関への情報提供）を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

2019年度、日比谷図書文化館特別研究室では内田嘉吉文庫をはじめとする特別研究室所蔵資料計15点の修復を行いました。そこで、修復報告の一環として、修復を終えた資料とその作業記録を公開します。今回は糸綴じのみならず、針金綴じ、釘綴じの資料の修復も行われ、材料や技法の創意工夫により、安心して手に取ることができるようになりました。また、前年度以前の展示中に破損した本の修復も行われました。特色ある製本の形を残しつつ、活用と保存の両立のためにはどのような修復が必要か、実物と修復作業の記録パネルでご覧ください。

開催概要

• 会期：開催中～12月28日（月曜日）
  （注意） 休館日：11月16日（月曜日）、12月21日（月曜日）
• 開室時間：平日午前10時～午後8時、土曜日午前10時～午後6時、日曜日・祝日午前10時～午後4時
• 会場：日比谷図書文化館4階特別研究室
• 入場無料

関連講座

「産業化された製本の修復―針金綴じと釘綴じについて―」

• 講師：岡本 幸治（製本家、書籍修復家）
• 日時：11月29日（日曜日）午後2時～3時30分（午後1時30分開場）
• 会場：日比谷図書文化館地下1階日比谷コンベンションホール（大ホール）
• 定員：60名
• 参加費：1,000円（千代田区民・学生500円）
  （注意） 住所が確認できるもの、学生証をご提示ください。
• 申込方法：ホームページの申込フォーム、または電話（03-3502-3340）

お問い合わせ先

日比谷図書文化館
〒100-0012 日比谷公園1-4
電話番号：03-3502-3340
ファクス：03-3502-3341
日比谷図書文化館ホームページ（外部サイトへリンク）