• 文字の大きさ・色を変えるには
  • 音声読み上げ
  • English
  • 中文
  • 한글
  • 千代田区コールセンター
  • 電話 03-3264-3910 年中無休 朝8時から夜9時まで

ホーム > 区政 > ようこそ区長室へ > 区議会招集挨拶 > 平成23年第1回千代田区議会臨時会 招集挨拶

ここから本文です。

更新日:2011年3月31日

平成23年第1回千代田区議会臨時会 招集挨拶

平成23年第1回区議会臨時会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

はじめに、3月11日14時46分三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の前例を見ない規模の巨大地震の発生と、太平洋沿岸を中心に大津波が発生し、加えて原子力発電所の災害という未曾有の複合的大災害が発生しました。
こうした大災害で亡くなられた多くの方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。さらに、一人でも多くの方の無事が確認されることを切に願っております。
そして、被災された地域の皆様方に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧と復興が進み、平穏な日々が来ることを願っております。

次に、こうした複合的大災害での人命救助や、復旧作業に当られている防災関係機関をはじめ、多くの方々に心から敬意を表します。

千代田区では、地震発生後、直ちに災害対策本部を設置するとともに、区民の安全確保を最優先し、職員総出で様々な対応に翌日まで当たらせました。以後、状況の変化に即した対応を図ったところであります。
その主な対応について申し上げますと、
まず、区民の安全安心を確保する観点からの発災から3日間の緊急対応についてですが、

  • 各保育園、学校等では、教職員をはじめ区職員ともども児童・生徒の安全確保と不安解消に一昼夜にわたり取り組み、約200名の児童・生徒が学校に残留しましたが、翌日の昼までに安全に帰宅させることができました。
  • また、当日バスで遠足に出かけていた二つの小学校の児童については、帰路の途中で渋滞に巻き込まれましたが、翌朝安全に帰宅させることができました。
  • 災害時要援護者については、同名簿に登録されている約1,100名について、震災直後から安否の確認について、町会等地域の方々のご協力もいただき、最終的には3日間かかりましたが全員の安全を確認いたしました。
  • 区内の事業所ビル・マンション等については、余震への対応も考慮し、約1万棟の破損状況の確認に入り、その結果、倒壊・半壊など危険な状況の建物等はありませんでした。
  • また、高齢者等で建物の構造に不安のある方から個別に相談を受け付けて対応してまいりました。

一方、地震発生の当日は、夜9時頃になってから大量の帰宅困難者が発生したことから、本庁舎はじめ小・中学校や区民会館など21施設で約2千名を超える在勤者の受け入れを行ない、防寒用毛布やペットボトル、ビスケットなどを配布し、翌日の電車が動き出すまで対応しました。
これらに対応するため、職員800名を当らせるとともに、翌日からは、幹部職員2名を宿泊させ、不測の事態に備え常駐させています。

次に、その後の対応ですが、14日に災害対策本部を危機管理対策本部に切り替え、次のような対応を図ることを決定するとともに、区民等へご理解を得るべく周知等を図りました。
まず、千代田区は、電力はもとより生活に関連する物の殆どが地方に依存していることから、より積極的な節電対策が求められます。そこで計画停電に対応した区の節電対策についてでありますが、

  • 区有施設全体で一部消灯やエレベータの運転自粛、暖房の停止など、これを徹底することにより本庁舎はじめ区施設全体で約30%の節電を実施しております。
  • 併せて、区の総合窓口や各出張所、千代田図書館での業務は5時までとし、時間延長と土曜日・日曜日の業務は中止することといたしました。また、区内事業所やマンションに対しても節電の協力をお願いしたところであります。

こうしたことから、区主催の行事・イベント等については、中止及び延期の措置をとるものもあります。
これら対応につきましては、区民をはじめ事業者、在勤在学の皆様に各方面でご不便をお掛けしておりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

次に、原子力発電所の事故に伴う対応ですが、

原子力発電所の損傷に伴う飲料水の一時汚染が認められたため、その対応として乳児のいるご家庭に対してペットボトルを区役所及び出張所で配布いたしました。

なお、今後の状況の変化に対しては、適宜適切に対応してまいります。

次に、区民の皆様に対する緊急融資についてでありますが、

  • 生活の安定を図るための応急資金については、融資条件を緩和し実施することといたしました。
  • また、商工融資関係においても、災害対策特別資金を設置し、対応することといたしました。
  • これらの対策と共に、区民の皆様に対する情報提供につきましては、防災無線、安全安心メール、区ホームページや新聞折り込みを作成し対応してきているところであります。

次に、被災者や被災地への支援についてでありますが、

被災自治体の岩手県・宮城県・福島県・青森県・茨城県へ総計3千6百万円の義援金を各県東京事務所へ届け、被災自治体への支援を申し出ました。

また、救援募金の活動につきましては、区役所や出張所の窓口で実施しております。

  • 被災者の皆様の受入については、軽井沢少年自然の家及び嬬恋自然休養村で約250名の受入を決定し、各県東京事務所へ被災者の受入を申し出ました。
  • また、被災地への支援物資等の提供ですが、まず、陸上自衛隊練馬駐屯地経由でアルファー米・缶詰・毛布などを搬送するとともに、防災課職員により本区姉妹都市の五城目町との交流があり、行政機能の大半が失われた岩手県大槌町に対し、要望のありました下着・ジャージ等を届けたところであります。
  • また、区民や企業の皆様からも救援物資等の提供の申し出が多数ありますが、情報を集約し、被災地で必要なものを優先して受け付けております。

次に、大規模な避難者の受入れについては、基本的には東京都が対応するとの認識のもとに、東京都は、東京国際フォーラム、グランドプリンスホテル赤坂を活用することを公表しました。受入れを決定した施設設置者も、こうした認識のもと東京都と協議し、受入れを決定したと伺っております。
今回の本区への避難者に対しましては、誠意を持って対応するとともに、具体的には、避難者の方々の相談・支援等として、生活相談全般、子育て教育、保健医療、高齢者福祉など、迅速に対応するための総合的な窓口を設置すべく、鋭意準備を進めているところであります。このような取り組みに当っては、関係地域の皆様やボランティア、医療機関等と緊密な連携協力をいただきながら進めてまいります。

私達区政は、今回の大規模災害の避難者の苦しみと耐えがたい悲しみを、職員一人ひとりが受け止め、直接お話をお伺いし、共に悩みながら誠意ある支援に携わってまいります。
発生から20日が経過しましたが、未だに被災地の現状は好転していません。
今後の状況によりましては、さらなる対応が求められることが想定されます。千代田区も、精力を傾けて復旧・復興への支援に取り組んでまいります。

そのため、この大規模災害への緊急対応に要する必要な予算を措置する「平成23年度一般会計補正予算第1号」として、
また、国民健康保険事業の安定的運営のために算定方式を変更し、平成23年4月1日の施行を予定している「国民健康保険条例の一部改正」の2議案につきましてご提案をさせていただきます。
なにとぞ、慎重ご審議のうえ、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。

以上をもちまして、平成23第1回区議会臨時会の開会のご挨拶といたします。

平成23年3月31日 千代田区長 石川 雅己

※本文は口述筆記ではありませんので、表現その他が実際の発言とは若干異なることがあります。

お問い合わせ

政策経営部総務課総務係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4134

ファクス:03-3239-8605

メールアドレス:soumu@city.chiyoda.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?