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更新日:2017年6月5日

平成29年第2回千代田区議会定例会 招集挨拶

平成29年第二回区議会定例会の開会にあたり、私の区政運営における所信を申し上げます。

はじめに

はじめに、本年4月1日、千代田区の(外国人を含む)住民基本台帳人口が昭和56年以来36年ぶりに6万人を超えて、6万297人となりました。

顧みますと、本区の人口は、日本の高度経済成長とともに業務地化が進行し、昭和31年(1956年)の約12万人をピークに昭和36年(1961年)以降減少し、平成12年4月には過去最低の約3万9千人まで落ち込みました。この間の人口減少を「自治体存亡の危機」と捉え、定住人口の回復を区政の最重要課題として取り組んでまいりました。その結果、平成12年からは一貫して増加が続き、遂に平成25年4月に、本区が目標としてきた日本人の定住人口5万人を達成いたしました。さらにその後も増加が続いていることは、誠に感慨深い想いでございます。

本区の人口が増加している要因は、「住み続けられるまち」をめざして住宅整備や住環境の向上などの施策に取り組むとともに、「子育てしやすいまち」「高齢者にやさしいまち」をめざして、さまざまな取り組みを長期的に積み重ねてきた成果であると考えております。

これからも、人口増加に伴う行政ニーズの変化に的確に対応するとともに、千代田区がさらに「住みたいまち」「選ばれる自治体」となるよう、区議会の皆様をはじめ区民の皆様とともに、さまざまな施策を推進してまいりたいと存じますので、今後とも引き続きご理解・ご協力をお願い申し上げます。

1.東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催を契機とした取組みについて

次に、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催を契機とした取組み」について申し上げます。

昭和39年(1964年)以来、56年ぶりの開催となるこの競技大会は、開催都市である東京はもとより、本区にとりましても、対外的に区をアピールすることができる絶好の機会であると考えております。

オリンピック・パラリンピック競技大会は、人々に夢と感動を与えるだけでなく、「オリンピック成功」というひとつの大きな目標に向け、これまで達成が難しいとされていた諸課題についても、国民が相互に協力し、解決していくことができる「力(パワー)」があると信じています。また、その過程においてもハード・ソフトの両面から有益な遺産、いわゆる「レガシー」が残されてきました。

半世紀を経て、2020年に競技大会が開催されることを契機として、区は、まちの魅力や風格を一層高める総合的施策を推進するため、各分野において実施すべき施策や事務事業をまとめた「千代田区オリンピック・パラリンピック推進プロジェクト」を平成27年3月に策定し、大会後を見据えた「風格あるまち」をめざし、現在取り組んでいるところであります。

「戦後復興」を掲げた前回の東京大会では、高速道路や東海道新幹線などのインフラ整備が進められ、これまでハードレガシーとして引き継がれてきました。今回は、経済的に発展し豊かになった「成熟都市・東京」での開催でありますので、かつてのようなインフラ中心の時代ではないと考えております。

成熟した都市である「千代田区」においては、オリンピック大会と同時に開催する「パラリンピック大会」を契機に、区に住み、集う多様な方々が、それぞれの立場や障害の有無などを乗り越え、お互いの価値観や文化を受け入れ、交流できる、まさに「地域共生社会」の実現を促進する好機であると思っております。そして、この実現に向けた取り組みこそが、本区における新たな「レガシー」につながるものと確信しております。

さて、2020年の大会開催まで、残すところ3年余りとなる中で、区の取り組みについて、より一層加速させ、着実に進めていく必要があります。とりわけ、区民の気運を盛り上げ、次代を担う子どもたちの心に「レガシー」を残していくことは、区としても重要な取り組みのひとつであると認識しております。
この「気運醸成に向けた取組み」として、来る6月10日に共立講堂を会場にした「フラッグツアー」が本区で開催されます。
「フラッグツアー」とは、記憶に新しいリオ大会の閉会式において、リオから東京へと引き継がれた「オリンピックフラッグ」と「パラリンピックフラッグ」のもと、競技大会の素晴らしさやその価値を伝え、気運醸成を図ることを目的に、東京都内の全区市町村及び「東日本大震災」で被災した東北3県などを巡回するもので、千代田区が最終のゴールとなっております。また、この機会にあわせて、区立昌平小学校を卒業された「リオ・オリンピック」柔道男子90キロ級の金メダリストである“ベイカー茉秋選手”をお招きし、トークショーも予定しております。
私は、子どもは我々の未来を担う宝物であると常々申し上げてまいりました。次代を担う子どもたちに、「オリンピック・パラリンピックの価値を伝えること」や「オリンピアンの生きた声を聞いてもらうこと」は、今後の人生の糧となる掛け替えのない「心の遺産」につながると思っています。今回のフラッグツアーに区内の小中学校から、約1千名の児童・生徒に来ていただけることとなり、たいへん喜ばしいことと思っております。

また、こうした取り組みと呼応するように、地域からも区民参加型のイベント実施について要望が寄せられております。その中には子どもが主役となるイベントもあり、子どもたちが大会開催を契機に日頃の活動を披露する機会をつくることが提案されております。
これはすなわち、子どもたちが参加や体験を通じて、記憶とともに新たな「レガシー」を引き継いでいく取り組みでもあります。

区といたしましては、今後もさまざまな施策を通じてオリンピック・ムーブメントを盛り上げてまいります。そして、2020年までの限られた時間ではありますが、より質の高い「レガシー」を次世代に引き継げるよう取り組んでまいります。

2.議案

最後に、今回提案いたしました諸議案等についてでございます。

まず、条例関係でありますが、条例の一部を改正するもの2件、条例を廃止するもの1件の計3件であります。

次に、契約関係でありますが、区立九段小学校・幼稚園改築工事請負契約の一部変更について1件、防災被服および災害対策用備蓄物資等の購入に関するもの4件の計5件であります。

また、報告関係として、平成28年度千代田区一般会計予算の繰越明許費に係る歳出予算の繰越しについて1件で、今回の付議案件は、合わせて9件であります。

何とぞ、慎重なご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。

以上をもちまして、平成29年第二回区議会定例会の開会の挨拶といたします。
ありがとうございました。

平成29年6月5日 千代田区長 石川 雅己

本文は口述筆記ではありませんので、表現その他が実際の発言とは若干異なることがあります。

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政策経営部総務課総務係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

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ファクス:03-3239-8605

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