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更新日:2019年6月12日

令和元年第2回千代田区議会定例会 招集挨拶

令和元年第二回区議会定例会の開会にあたり、私の区政運営における所信を申し上げます。

はじめに

『平成』から『令和』へと時代が替わりました。

来年夏に迫った「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の開催、それに向けた機運の高まりが、新しい希望に満ちた時代の幕開けを予感させるものと考えております。

平成時代の「千代田区政」は、地域共生社会の実現を基本目標として歩んでまいりました。

すなわち、地域を構成するすべての方々が立場の相違や障害の有無等を乗り越え、お互いの価値観や文化を受け入れる「地域共生社会」の実現に向けて、さまざまな施策の種を撒き、区民や区議会の皆様をはじめ、多くの方々と共に育ててきた時代であったと考えております。新しい時代となる『令和』に込められた「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という想いを先取りし、新たな時代への礎を築いてきたとも言えます。

多くの方々の力によって築きあげられつつある「地域共生社会」は、区民をはじめ区内で活動する企業や大学、商店街などとの連携をもとに、良好な地域コミュニティの形成にもつながります。すなわち、災害に備えてお互いが協力し助け合う「協助」の体制も築きあげられ、安全・安心のまちとして強固な絆が結ばれることになり、そのような地道な積み重ねが、豊かな地域社会の実現に結び付くものと考えます。

豊かな地域社会は、時代が『平成』から『令和』に替わろうとも、「明るい未来を子どもたちに残していきたい」と願う、私たちの行動力と責任感がその道筋を作り、一歩一歩着実に進めていく結果になると確信しております。

『平成』の時代に創りあげた「共生」の理念を新時代に引き継ぎ、区民をはじめ、多くの皆さんと手を携え、多様性を認めあうことのできる、安全・安心のまちとしての「豊かな地域社会」の実現に向けて、「ちよだみらいプロジェクト-千代田区第3次基本計画2015-」にお示しした施策を着実に推進してまいる所存であります。

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の、ことに「パラリンピック大会」の開催は、「共生社会の実現」の契機と、それを象徴するものとなり、そのレガシー(遺産)が未来を担う子どもたちに夢と感動を与え、共生社会の実現を加速させるものと期待しております。

1.「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」について

さて、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催まで、残すところ、あと1年余りとなりました。

本区では、平成27年に「千代田区オリンピック・パラリンピック推進プロジェクト」を策定し、東京2020大会に向け、道路のバリアフリー化や各種標識の多言語化などの整備をはじめ、観光客への情報発信の充実やWi-Fi環境の整備など、74の事業を総合的、かつ計画的に進めてまいり大会が近づくにつれ、チケットの抽選や聖火リレーの大まかなルートが発表されるなど、大会機運も徐々に高まってまいりましたが、区といたしましても多彩な事業を積極的に展開してまいります。

そのメインとなるのが、子どもと地域住民などの参加によるイベント、「Let’s 2020(レッツ・ニー・ゼロ・ニー・ゼロ)」でございます。

この事業は、区が独自に行うイベントのほか、区内の保育園、幼稚園、小・中学校や地域の行事などに、オリンピアン、パラリンピアン、著名なアスリート等をお招きし、競技のデモンストレーション、競技体験、講演会等を行うことによって大会への機運をさらに高めていくものであり、現時点で22のイベントが予定されております。

さらに、区の取り組みとして特に重視しているのが、障害者スポーツ(パラスポーツ)の体験と理解促進であります。障害者スポーツは、見るだけでなく体験することにより本当の素晴らしさ、凄さ、魅力が体感できるスポーツです。これらのことから区では、「Let's 2020」の中でパラアスリートを招いてのイベントを多数行うほか、パラリンピック1年前にあたる8月26日に、区役所本庁舎区民ホールでパラリンピアンによる体験型のデモンストレーションを行う予定です。また、10月の区民体育大会での「車いすバスケットボール体験」や、12月には昨年好評を博した「障害者スポーツ体験会」の内容を拡充し、ブラインドサッカーやボッチャなどに加え、区内開催競技であるパワーリフティングも実施する予定であり、区民の皆さんには実際にパラスポーツに触れていただく機会を多く設けていきたいと考えております。

前回の1964年東京大会では、新幹線や高速道路などインフラを中心とした「ハードレガシー」が数多く残されましたが、成熟した都市として行われる今回の東京大会では、文化や理念などの「ソフトレガシー」を生み出していくことが重要であると考えております。

とりわけ、次世代を担う子どもたちが、オリンピック・パラリンピック開催を契機として、障害者への理解などの他者理解を深めることにより、障害の有無や人種など、いかなる種類の差別からも分け隔てられることなく、お互いを理解し、認め合い、尊重し合う「共生」の理念を育んでいくことが、豊かな地域社会の実現につながっていくものであると考えております。

そして、これらの取り組みを通じて、有形無形のレガシーを次代に残していくことこそが我々大人の責務であり、区といたしましても鋭意その責を果たしていく所存でございます。

2.議案

最後に、今回提案いたしました諸議案等についてでございます。

まず、予算案件といたしまして、令和元年度千代田区一般会計補正予算第1号、1件であります。

次に、条例関係でありますが、条例の一部を改正するもの、計2件であります。

次に、契約関係でありますが、災害対策用備蓄物資(水)の購入について、1件、特別区道千第262号(大神宮通り)電線類地中化事業の施行に伴う引込管路工事等委託協定の締結について、1件の、計2件であります。

また、千代田区立障害者福祉センターの指定管理者の指定について、1件。

このほか、報告関係として、平成30年度千代田区一般会計予算の繰越明許費に係る歳出予算の繰越しについて、1件、損害賠償請求事件に関し専決処分により和解した件について、1件、(仮称)外神田一丁目公共施設新築工事請負契約関係の一部を専決処分により変更した件について、3件の、計5件で、今回の付議案件は、合わせて11件であります。

何とぞ、慎重なご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。

以上をもちまして、令和元年第二回区議会定例会の開会の挨拶といたします。

令和元年6月12日 千代田区長 石川 雅己

本文は口述筆記ではありませんので、表現その他が実際の発言とは若干異なることがあります。

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政策経営部総務課総務係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4134

ファクス:03-3239-8605

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