更新日：2023年12月28日

地籍調査事業

地籍調査とは

地籍調査とは、国土調査法に基づく土地の実態調査であり、土地に関する戸籍調査とも言われています。土地の所有者、面積、地番、地目、境界（筆界）を調査しこれらを明らかにするもので、土地についての最も基本的な調査です。

千代田区では、土地の権利が複雑であり、また筆数も多いことなどから、はじめに道路と皆様の土地との境界（筆界）を調査測量する官民境界等先行調査を実施しています。

国土交通省 地籍調査Webサイト（外部サイトへリンク）

千代田区が実施する地籍調査の主な効果

地籍調査で道路との境界（筆界）を確認することによって、次のような効果があります。

1. 災害復旧の迅速化
   境界の位置が数値的に公共座標で管理されるため、災害時に境界を正確に早く復元することができ、復旧活動に迅速に取り組むことができ、ライフラインの早期復旧等にもつながります。
2. 土地取引の円滑化
   道路と土地の境界（筆界）が明確になることによって、民法に基づく土地境界（所有権界）の確定について、土地所有者の費用の軽減に繋がることで、土地取引が円滑に進みます。
3. 公共事業等の効率化・コスト縮減
   地籍調査を事前に行うことで、公共・民間事業の計画当初の調査・測量を省くことができ、早期の事業着工や経費の縮減が可能になります。

また、道路等の公共施設の適正な維持管理にも役立ちます。

令和5年度地籍調査事業について

令和5年度は岩本町一丁目・岩本町二丁目・岩本町三丁目の各一部区域において、官民境界等先行調査を実施しています。令和4年度に区が測量等を行い設定した境界（筆界）を基に皆さまと立会いながら道路との境界を確認します。調査区域における対象となる土地所有者の方には、地籍調査に関する事業内容を12月下旬に送付済みです。また、1月上旬頃から順次、立会に関する依頼文を送付します。

地籍調査へのご理解・ご協力をお願いします。

• 令和5年度地籍調査地域図（PDF：107KB）
• 令和5年度地籍調査のお知らせ（PDF：590KB）
• 令和5年度の地籍調査について（PDF：1,484KB）

（注意） 順次更新していきます。