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更新日:2023年11月9日

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外濠における水質改善暫定対策

外濠は、流入水が少なく、水が滞留しやすい「閉鎖性水域」という特性を有しており、1.濠水の水温が25℃を超え、2.窒素・リンが豊富な水質状況となり、3.濠水の滞留時間が5日を超えると、アオコが大量発生する恐れがあります。

こうした中、東京都は、「未来の東京戦略」において、外濠浄化プロジェクトを位置づけ、歴史的財産である外濠の水質改善を進め、都心で働く人々に癒しの場を提供するとともに、品格ある景観を形成していくこととしました。2022年5月に東京都から公表された「外濠浄化に向けた基本計画」では、2030年代半ばに施設整備を完了し、外濠の水辺再生により、魅力あるまちづくりを展開することとしています。

詳しくは【東京都】外濠の水辺再生(外部サイトへリンク)をご覧ください。

この外濠浄化プロジェクトの暫定的な水質改善対策として、東京都は令和3年度から水質改善処理剤の散布・汚濁拡散防止フェンス設置などの夏季のアオコ対策を実施していました。

当区は、令和4年度から上記の暫定的な水質改善対策を引き継ぎ、東京都と協議・連携のもと、実施しています。

写真:水質改善処理剤の散布前の水辺

水質改善処理剤の散布前

写真:水質改善処理剤の散布後の水辺

水質改善処理剤の散布後

子ども向け勉強会の開催

令和4年度に引き続き令和5年度も、外濠の歴史や現状などについて次世代への関心を高めるため、東京都都市整備局主催で子ども向け勉強会を開催しました。東京都は座学、千代田区は水質実験を担当しました。

【東京都】クイズを交えながら、外濠の歴史やなぜ汚れているかなどについて学習しました。(令和5年度9月千代田区立富士見小学校)

写真:子ども向け勉強会での座学の様子(令和5年度9月千代田区立富士見小学校)

【千代田区】外濠の水の入ったペットボトルに暫定対策で使用している水質改善処理剤をいれて、アオコが沈殿する様子を観察しました。(令和5年度9月千代田区立富士見小学校)

写真:子ども向け勉強会での水質実験の様子1(令和5年度9月千代田区立富士見小学校)

写真:子ども向け勉強会での水質実験の様子2(令和5年度9月千代田区立富士見小学校)

(補足) 外濠の水を緑に着色したもの

お問い合わせ

環境まちづくり部環境政策課公害指導係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4254

ファクス:03-3264-8956

メールアドレス:kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp

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