更新日:2023年6月2日
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府県気象情報をお知らせします。
■発表日時:2023年6月2日11時21分
■発表官署:気象庁
■情報形態:発表
■概要:
関東甲信地方では、2日夜から3日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。東京地方と伊豆諸島では、3日にかけて土砂災害、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。また、伊豆諸島では3日にかけて高波に警戒してください。
■付加情報:
[気象状況と予想]
大型の台風第2号は、2日9時には沖永良部島の東約120キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで東北東へ進んでいます。台風は、3日にかけて日本の南を北東に進み、日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。
また、前線が対馬海峡から西日本を通って、日本の東にのびています。この前線は3日昼頃にかけて本州付近に停滞し、3日夜には日本の東へ進む見込みです。前線に向かって台風からの暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
東京地方では2日夕方から3日明け方にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。土砂災害、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。伊豆諸島では3日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。雨雲が現在の予想以上に発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、東京地方では3日明け方にかけて、伊豆諸島では3日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
<高波・強風>
伊豆諸島では2日夜から3日朝にかけて非常に強い風が吹く所があるでしょう。2日夕方から海上はしけとなり、3日明け方から夕方にかけて、大しけとなる見込みです。高波に警戒し、強風に注意してください。
また、小笠原諸島でも、3日にかけて台風の接近に伴い風がやや強く吹き、海上はうねりを伴い2日は波が高く、3日はしけるでしょう。高波に注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東京地方 30ミリ
伊豆諸島北部 30ミリ
伊豆諸島南部 30ミリ
3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東京地方 50ミリ
伊豆諸島北部 50ミリ
伊豆諸島南部 50ミリ
2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東京地方 150ミリ
伊豆諸島北部 150ミリ
伊豆諸島南部 150ミリ
その後、3日12時から4日12時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
伊豆諸島南部 50から100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
<波の予想>
2日に予想される波の高さは、
伊豆諸島北部 5メートル うねりを伴う
伊豆諸島南部 5メートル うねりを伴う
小笠原諸島 3メートル うねりを伴う
3日に予想される波の高さは、
伊豆諸島北部 6メートル うねりを伴う
伊豆諸島南部 6メートル うねりを伴う
小笠原諸島 5メートル うねりを伴う
<風の予想>
3日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
伊豆諸島北部 20メートル(30メートル)
伊豆諸島南部 20メートル(30メートル)
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨と高波及び雷に関する東京都気象情報」は、2日17時頃に発表する予定です。
お問い合わせ
政策経営部災害対策・危機管理課
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4187
ファクス:03-3264-1673
メールアドレス:saigaitaisaku@city.chiyoda.lg.jp
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