トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 令和7年プレスリリース > 令和7年5月プレスリリース > 千代田区立日比谷図書文化館特別展 香川 元太郎「日本の城」イラスト原画展~全国のお城巡り@日比谷 開催のご案内 日本全国のお城を巡る、歴史ロマンの旅へ 見て・さわって・学べる!親子で楽しむ夏の展示!(令和7年5月26日配信)
更新日:2025年5月26日
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日比谷図書文化館では、令和7年7月5日(土曜日)から8月31日(日曜日)まで「迷路絵本」シリーズの作者としても知られる歴史考証イラストの第一人者 香川 元太郎(1959-2024)が描いた城郭のイラスト作品101点を一堂に展示します。
近年「お城ブーム」が続く一方、多くの城郭は、戦災や天災、明治期に解体されるなどの時を経て失われ、今はその姿が分からないことが少なくありません。
香川氏は多数の城郭の復元イラストを制作、歴史学の研究成果を踏まえて描かれたイラストには、戦闘の場だけではなく、生活の場としてのリアルな雰囲気も表現されています。専門家とも協力して考証を加えながら描いた作品は、高く評価され、歴史教科書などにも多数掲載されています。
1959年、愛媛県松山市生まれ。マンガや物語に親しみ、自作のマンガも描いていた少年時代、父がかまぼこ板を切って作ってくれた積み木で立体迷路作りに凝る。中学時代には城が持つ迷路のような構造や敵を欺く罠などに惹かれていくようになる。
武蔵野美術大学日本画学科を専攻、在学中に日本画公募団体「創画展」入選(以後6回入選 春の創画展にも7回入選)卒業後、東宝宝塚劇場に勤務、舞台背景や大道具の絵を手掛ける。
西ケ谷 恭弘氏の著書や、「歴史群像」誌のイラストの仕事をきっかけに株式会社東宝舞台を退職後、フリーの歴史考証イラストレーターとして独立。2005年には迷路絵本「時の迷路」を出版、かくし絵迷路絵本作家としても活躍。2023年には日本城郭特別賞受賞。
迷路やかくし絵の絵本で累計発行部数300万部を誇る香川 元太郎氏の歴史考証に基づいた精密な復元図は、専門家との綿密な協力のもと描かれたもの。日本城郭史学会の委員としても活躍し、「歴史群像」(ワン・パブリッシング)では毎号、全国の名城を緻密に描いた復元イラストを発表していました。
本展では、これまで描かれてきた数々の城郭イラスト原画101点を一堂に展示。子どもから大人まで、見て楽しく、学んで深い、まさに「歴史とアートの融合」を体感できる展覧会です。
太田道灌が築いた時代の江戸城から旅を始め、東海・近畿・四国・九州・山陰・北海道・東北と、日本全国の名城を巡りながら、江戸時代の壮麗な江戸城へと帰着します。時を超え、地域を越え、歴史とロマンが交錯する壮大な旅路が、本展の魅力です。都心・日比谷で出会える、日本の城の美と物語を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
香川 元太郎氏による城郭イラストの原画展示に加え、親子で楽しめる探し絵企画や、兜・鎧・陣羽織の試着体験など、参加型のコンテンツも充実しています。来館者が楽しみながら学べる体験型展示を通じて、歴史や文化への理解を深めていただけます。夏休みの思い出づくりにも最適な内容です。
千代田区立日比谷図書文化館 施設事務室 広報・営業部門
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