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更新日:2021年3月29日

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住まいの衛生(化学物質対策)

「シックハウス症候群」とは、住宅に存在する化学物質が原因となって種々の症状を起こす病態であり、「新築病」とも呼ばれています。

その名のごとく、新築あるいはリフォームした家に住み始めてから、目がチカチカする、せき、頭痛、めまい、不眠、不安などの多様な症状を呈します。住宅に用いられる建材、塗料、接着剤、防虫・防ダニ剤、あるいは石油ストーブなどから出てくるホルムアルデヒド、トルエンなどの化学物質が起因物質として注目されています。

「シックハウス症候群」は、住環境全体にわたる化学物質を原因と考える「化学物質過敏症」に含まれます。

対策

  • 換気をして化学物質の室内濃度を下げましょう。新築やリフォーム直後はすぐには入居せずしばらく時間をおいた方が良いでしょう。(ホルムアルデヒドの室内濃度指針値は0.1マイクログラム/L〈0.08ppm〉です)
  • タンスなどの家具類を購入した時は、湯に浸し絞ったぞうきんで拭いた後、引き出しを開け乾かします。そのとき窓を開け十分に換気を行いましょう。
  • 新しい衣類やシーツは洗ってから使用しましょう。防シワ加工にホルムアルデヒドが使われています。
  • 家具・建材のノンホルマリンの表示を参考にしましょう。

換気

換気は、有害な揮発性化学物質を追い出すのに非常に効果的です。換気以外では化学物質を放出する建材を除去する他ありません。

換気は家庭でできる「アレルギー性疾患予防対策」の最も重要な方法のひとつです。効果的に換気を行うために、次の事に気をつけましょう。

  • 2か所以上窓を開け、空気の入口と出口をつくりましょう。
  • 家具は空気の流れをジャマしないように置きましょう(通気口を塞がない)。
  • 暖房時などには1時間に一回は部屋の空気を入れ換えましょう。
  • 湯沸かしやコンロ使用時、喫煙時などには換気扇をまわしましょう。

お問い合わせ

千代田保健所生活衛生課環境衛生係

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館8階

電話番号:03-5211-8166

ファクス:03-5211-8193

メールアドレス:kankyoueisei@city.chiyoda.lg.jp

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