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更新日:2020年10月5日

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第15回「ちよだ文学賞」受賞作を発表~大賞は、中山 夏樹(なかやま なつき)さんの「異国の古書店」に~(令和2年10月5日配信)

このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

千代田区が主催する「第15回ちよだ文学賞」は、426編の応募があり、選考の結果、大賞を中山 夏樹(なかやま なつき)さんの「異国の古書店」に決定しました。また、大賞とは別に、千代田賞として高平 九(たかひら きゅう)さんの「桜田濠の鯉」が選ばれました。

ちよだ文学賞について

区の持つ文化的・歴史的な魅力をアピールするとともに、文学の担い手として新たな才能を発掘し、多くの人に文字や活字の大切さを考えるきっかけづくりとなるよう、平成18年度に創設し、今年で15回目です。

選考委員

  • 逢坂 剛さん(作家)
  • 唯川 恵さん(作家)
  • 角田 光代さん(作家)

主催等

  • 主催:千代田区
  • 共催:読売新聞社
  • 後援:小学館

第15回ちよだ文学賞の受賞者・作品名

大賞(賞金100万円)

作者

中山 夏樹さん

作品名

異国の古書店

寸評

不本意な人事異動を告げられた主人公の大場がサラエボで起こる様々な出来事を通して、夢の実現に向けて決意を新たにする内容で、読者を引き込む作品となっています。作品の完成度が見事であると評価され受賞へ繋がりました。

作者のコメント

「定年退職を機に、それまで経験してきたビジネスの世界とは全く異なるフィールドに身を置くことに決めました。知らない世界を旅すること、演劇活動、そして小説や戯曲の創作です。これらは互いに結びついて、影響を与え合い、一つの形になってきます。今回受賞させて頂いた「異国の古書店」はそんな日々の中から生まれた作品です。」

千代田賞(賞金10万円)

作者

高平 九さん

作品名

桜田濠の鯉

寸評

桜田濠で3つの時代を生きた鯉(赤右衛門)が経験してきた人のぬくもりを描いた作品となっています。

作者のコメント

「千代田区のような大都会であっても、そこに暮らす人にとってはぬくもりを感じるふるさとのはずです。赤右衛門と子供たちとのふれあいは実にはかないものですが、その中にそれぞれの時代の人間の真実を封じ込めようと試みました。」

作品集の販売

第15回作品集を、10月26日(月曜日)から区役所2階情報コーナー、三省堂書店神保町本店、東京堂書店神田神保町店などで販売(価格500円)します。

第16回ちよだ文学賞について

現在募集中です。

締切は、令和3年4月30日(金曜日)

詳細は、「募集要項」を参照してください。

お問い合わせ

文化振興課文化振興係(電話番号:03-5211-3628)

お問い合わせ

政策経営部広報広聴課報道担当

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4172

ファクス:03-3239-8604

メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp

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