更新日：2024年5月20日

ゼロカーボン実現に向けた事業提案を募集～昨年度の提案「脱炭素推進に向けた人材育成」を今年度事業化～（令和6年5月20日配信）

このページは、上記日付によるプレスリリース（報道機関への情報提供）を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

千代田区は2050年までに区内のCO2排出量を実質ゼロとする「2050ゼロカーボンちよだ」を実現するため、先進的な知見や技術を有する民間事業者などからの事業提案を募集します。優良な提案は、次年度以降の事業化に向けて検討します。

• 対象：民間事業者、団体など
• 提案内容：区の特性を踏まえたゼロカーボン実現に資する取組

特に2050ゼロカーボンちよだへ向けた以下4つの基本方針に沿うものが望ましい。

1. エネルギー消費量の削減
   （例）建築物における緑化の推進、既存施設の省エネ化
2. エネルギーの脱炭素化の促進
   （例）再生可能エネルギーの利用促進、水素エネルギーの活用
3. スマートシティの強化
   （例）クリーンエネルギー自動車の普及促進、EV充電スポットの整備、ペロブスカイトの実証実験
4. 協働による地球温暖化対策の推進
   （例）地方との連携による森林整備事業、木材利用の促進、ブルーカーボンの利用

• 募集期限：令和6年5月20日（月曜日）～7月1日（月曜日）まで
• 事業の詳細ページ：ゼロカーボン実現に向けた事業提案募集

区担当コメント

「3回目の募集となる今年度は、より定量的なCO2削減に繋がる提案や、環境意識を高め、行動変容を促進する提案等を募集しております。事業提案を通して、官民連携してゼロカーボンに取組み、より一層の効果が生まれることを期待しています。」

お問い合わせ

環境まちづくり部環境政策課
電話番号：03-5211-4257

昨年度の提案事業

昨年度は、13件の応募があり、そのうち2提案を今年度事業化します。

1. 子ども向け海洋体験・学習イベントの実施
   11月に実施予定
2. 域内企業の脱炭素経営加速に向けたGX人材育成事業
   令和6年4月から、「脱炭素アドバイザー資格試験受験料助成制度」として、下記の概要のとおり開始しました。
   • 事業概要：中小企業者等が自社の温室効果ガスを削減する取組を支援するため、環境省が認定する脱炭素アドバイザーの資格受験料の一部を助成
   • 助成内容：環境省が脱炭素アドバイザー資格として認定した試験の受験料の75％を助成
   • 事業の詳細ページ：脱炭素アドバイザー資格試験受験料助成

脱炭素アドバイザーとは

脱炭素化推進に向けて、環境省が一定の基準に基づいて認定した民間資格制度に合格した者が「脱炭素アドバイザー」として活躍することができます。脱炭素経営のノウハウや、その背景にある環境課題に関する知識、脱炭素化に貢献するための実務的な知見を習得することができます。

環境省脱炭素アドバイザー資格認定制度イメージ

出所：環境省Webサイト「脱炭素アドバイザー資格の認定制度」（外部サイトへリンク）