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更新日:2025年8月1日

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日本橋川の水質浄化の実証事業について(令和7年8月1日配信)

このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

千代田区内を流れる河川は、江戸時代から物資の輸送や川沿いの荷揚げ場に近接して問屋が建ち並び、その界隈は多くの人々で賑わい、盛んに文化交流が行われていました。このような歴史的な背景を踏まえ、千代田区では日本橋川とその水辺を観光、産業、文化・芸術、環境、防災等多様な視点から見つめ直し、人々が身近に感じられる空間として再生することを目指しています。

また、東京都においても、今年7月に「日本橋川周辺のにぎわい創出に向けた基本方針(取組方針Ver.1)」を策定し、水質改善により水辺に親しむことができる環境の創出を目指しています。

日本橋川は、大雨時に周辺の合流式下水道から流出する汚水の影響等により、悪臭やスカム(川底の汚泥等が水面に浮上したもの)が発生し、水質の改善が課題となっています。

このため、UR都市機構の協力のもと、昨年度に引き続き水質改善の効果を検証する実証事業を実施します。

  1. 実施期間 8月1日(金曜日)から10月31日(金曜日)(予定)
  2. 実施場所 大手町川端緑道の一部(大手町一丁目3番・神田橋上流約240メートル付近)
  3. 実施概要

この実証事業は、令和5年8月から令和6年9月にかけて行われた皇居日比谷濠での実証実験で改善効果が確認された水質改善手法を応用したものです。本来の生態系に備わっている浄化バクテリアによる自然浄化機能を発揮できる環境をつくり、水質悪化の原因となる有機汚泥の分解促進を図るものです。

実証事業では、大手町川端緑道の一部に浄化バクテリアの培養タンクを設置するとともに、日本橋川の川底に浄化ユニットを配置して、水質改善の効果測定を行います。昨年の実証事業により、浄化ユニットによる底質の改善が示唆されました。今年度は、昨年度の冬季調査で得られた傾向を夏季でも確認し、本実証事業の有効性を検証します。

写真:浄化ユニットの配置イメージ
配置イメージ

写真:浄化ユニット
浄化ユニット

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