トップページ > 区政 > 予算・決算・財政・財産 > 予算 > 令和3年度区の仕事のあらまし(予算の概要)
更新日:2021年4月20日
ここから本文です。
世界中に未曾有の被害をもたらしている新型コロナウイルス感染症は、依然、収束に向けて先行きが不透明な状況となっています。我が国も度重なる感染拡大の波に見舞われ、本区においても、区民生活や地域経済に大きな影響を与えていることから、区民を支えるための対策と支援が急務となっています。また、長引く感染拡大や社会の変化を受け、ウィズコロナ・アフターコロナにおける新しい生活様式を見据えた行政サービスの提供が求められています。さらに、令和3年に延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」という。)開催についても、感染防止を図った対応が必要です。
一方、歳入面では、感染拡大による様々な影響により、個人住民税などの特別区税や法人住民税などを原資として東京都から交付される特別区交付金の大幅な減収が見込まれ、今後もしばらくは厳しい財政状況となることが見込まれます。
このような状況を踏まえ、令和3年度予算は、「区民の命と健康を守ることを最優先に、新しい生活様式を見据えて区民生活をしっかりと支える予算」とし、新型コロナウイルス感染症による社会の変化に対応しながらも、質の高い行政サービスを継続的かつ安定的に提供することを念頭に置いて編成を行いました。
この結果、厳しい財政状況が予想される中でも、過去の執行状況を踏まえ、事業の選択と集中を考慮しながら予算配分を図るとともに、不測の事態に備えて積み上げた基金を有効活用し、新型コロナウイルス感染症への体制整備や医療支援、区内商工業活性化のための中小企業支援をはじめ、新しい生活様式に対応するための業務のデジタル化への取組みなどに必要な予算を計上しました。
また、少子高齢化による我が国全体の人口減少が続く中、本区の人口は年々増加しており、7万人に迫る勢いとなっています。こうした傾向は、これまで本区が取り組んできた施策の成果である一方で、子どもや高齢者など、特に行政サービスを必要とする年齢層を増加させたことから、子育て支援やICT教育などの教育環境の充実、介護施設の機能拡充、8050問題への支援などの予算も確保しました。
本区は、新型コロナウイルス感染症により激動する社会経済情勢の中にあっても、住民に一番身近な基礎的自治体として、新型コロナウイルス感染拡大から区民の命と健康を守るための適時適切な対策を図りながら、豊かな地域社会の実現に向けて、今後も着実な施策の推進に努めます。
ちよだみらいプロジェクトと令和3年度予算(PDF:503KB)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
政策経営部財政課
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4143
ファクス:03-3264-1466
メールアドレス:zaisei@city.chiyoda.lg.jp
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください