更新日:2023年3月13日

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令和4年度 ちよだ生物多様性大賞表彰式

創設後7回目となる令和4年度は、「ちよだ生物多様性大賞選定委員会」で審査を行った結果、1名、1団体が入賞となりました。

写真:令和4年度ちよだ生物多様性大賞表彰式で受賞者と区長の記念撮影

入賞

白山 千桜さん

活動名

千代田区と東京近郊の昆虫生息調査

目的

千代田区の昆虫生息の特殊性を把握すること。

主な活動

千代田区内の公園や自宅付近に生息するトンボを中心とした昆虫の観察、採集を行った。調査方法は池のある公園周囲を散策し、目視による観察や捕虫網で採集。採集できたいくつかのトンボや昆虫は標本作成を行い、その詳細を観察した。また東京近郊で昆虫採集を行い、千代田区内で観察した昆虫の生態と比較した。

受賞者のコメント

「千代田区は東京の中心ですが、小さな池や森がたくさんあり、いろんな昆虫のすみかが守られていました。これからも多くのしゅるいのトンボや昆虫についてしらべて、昆虫が住みやすいまちになるように活動したいです。」

入賞

SBL(SURUGADAI BIRD LOVERS)

活動名

千代田区の屋上緑化公開緑地における野鳥モニタリング

目的

企業緑地において企業と学生と共同で6年間の野鳥飛来状況をまとめた。

主な活動

神田駿河台の三井住友海上火災株式会社本社ビルに整備されている緑地に飛来する野鳥を自動撮影カメラでモニタリングした。モニタリングは同社の緑地管理として実施され、大学生によって定期的に画像を読み取り、それらを取りまとめて分析評価を行った。2016年4月以降の6年間のデータから都市における生き物に配慮した緑地づくりの潜在的効果を明らかにした。

受賞者のコメント

都心の緑に工夫を凝らすことで、多くの鳥がやってくることがわかりました。

また自動撮影カメラには普段人前では見せない鳥たちの仕草も写っていてとても親しみを感じました。

この先どんな来客の訪問があるのか、楽しみながら続けていきたいと思います。

表彰の概要

募集期間:令和4年6月1日~11月30日

表彰の対象者:区内で生物多様性に関する保全や普及などの活動をしている個人、団体、事業者など(自薦、他薦は問いません)

表彰者の決定:「ちよだ生物多様性大賞選定委員会」の審査で候補者を選定し、区長が決定します。

お問い合わせ

環境まちづくり部環境政策課企画調査係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4255

ファクス:03-3264-8956

メールアドレス:kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp

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