更新日:2024年3月25日

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令和5年度 ちよだ生物多様性大賞表彰式

創設後8回目となる令和5年度は、「ちよだ生物多様性大賞選定委員会」で審査を行った結果、2つの活動が入賞となりました。

写真:令和5年度ちよだ生物多様性大賞表彰式の記念撮影

入賞

玉井 貴将さん、玉井 晴啓さん

活動名

千代田区の生きものちょうさ 進化版

目的

千代田区のカブトムシ・クワガタムシのすみかと仲間たちの研究

主な活動

千代田区にもカブトムシやクワガタムシのすみかとなる環境があるのかを調査するため、千代田区全域のフィールドワークを行い、生息域を調べるとともに、その個体数を集計しました。また、調査で発見した珍しい生きものを撮影し、図録を作りました。

受賞者のコメント

「皆さんは、千代田区にはほとんどカブトムシがいないと思うかもしれませんが、意外にもたくさん生息しています。

今回は弟と一緒に調査し、弟もたくさんの生きものを発見してくれました。1人ではとても無理だった調査も、弟がいたことで実現できました。」

入賞

二松学舎大学附属高等学校 理数科研究部

活動名

皇居のお濠・千鳥ヶ淵の水質調査と微細生物の観察

目的

千鳥ヶ淵の水質改善を目指し、そのための基礎的知見を収集する。

主な活動

皇居外苑管理事務所から許可を得て千鳥ヶ淵のお濠から採水を行い、化学分析(パックテスト法)による水質調査と顕微鏡法による微細生物の調査を、2015年から年間を通して経時的に実施し、本水系におけるアオコの発生原因を調べるとともに、本水系に生息する多様な微細生物について調査し、とりまとめました。

受賞者のコメント

「顕微鏡で観察するたびに新たな発見があり、とても楽しかったです。

生物種の同定(特定)は大変でしたが、千鳥ヶ淵には多様な微細生物が生息し、季節ごとに変動がある事もわかりました。千鳥ヶ淵の水質改善を目指して、今後も研究していきます。」

表彰の概要

募集期間:令和5年6月1日~11月30日

表彰の対象者:区内で生物多様性に関する保全や普及などの活動をしている個人、団体、事業者など(自薦、他薦は問いません)

表彰者の決定:「ちよだ生物多様性大賞選定委員会」の審査で候補者を選定し、区長が決定します。

お問い合わせ

環境まちづくり部環境政策課企画調査係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4255

ファクス:03-3264-8956

メールアドレス:kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp

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