更新日:2025年5月28日

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熱中症を防ぎましょう

熱中症は、暑くなり始めの時期や梅雨明けなどの急に熱くなる日、熱帯夜の翌日は特に注意しましょう。

また、室内でも閉め切った部屋や風通しが悪い場所などでは熱中症の危険性が高まります。エアコンの使用など適度な温度を維持しましょう。

日頃の体温測定、健康チェックは感染症対策だけでなく、熱中症を予防するうえでも有効です。体調が悪いときは、無理せず自宅で静養しましょう。特に、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者への目配り、声かけをするようにしましょう。

熱中症とは

体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調整機能が働かなくなり、発熱やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こします。

熱中症を起こしやすいのは

  • 高齢者:高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、体温調節機能が低下しているため、室内でも熱中症になることがあり、注意が必要です。周囲の方は、水分をこまめに取っているかなど、十分に目を配りましょう。
  • 子ども:暑さやのどの渇きを感じにくく、体温調節機能が未熟なため熱中症になりやすくなっています。周囲の方は、水分をこまめに取っているかなど、十分に目を配りましょう。
    また、短時間でも車内に子どもだけを置いて離れることは絶対にやめてください。
  • ふだん運動をしていない人
  • 体調の悪い人や病気にかかっている人

熱中症予防のポイント

1. 暑さに慣れる(暑熱順化)

体を暑さに慣らすことを「暑熱順化」といいます。暑さに慣れていないと熱中症になる危険性が高まるため、本格的に暑くなる前から日常生活の中で運動や入浴を取り入れ、汗をかくようにして、暑さに強い体を作りましょう。

2. 暑さを避ける

3. こまめな水分補給をする

  • 室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給。

4. 服装を工夫する

  • 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
  • 外出時には、帽子や日傘を使用する。
  • 保冷材や氷、冷たいタオルで体を冷やす。

熱中症の症状と対処法

症状

  • 軽度:めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、大量に汗をかくなど
  • 中等度:吐き気、頭痛、全身倦怠感など
  • 重度:意識がない・もうろうとしている、痙攣、高体温など

対処法(熱中症が疑われたら)

  1. 涼しい場所(風通しのいい日陰やクーラーの効いた室内)に移動し、衣服をゆるめて休みましょう。
  2. うちわで扇いだり、脇の下や足の付け根を氷水などで冷やして体温を下げましょう。
  3. スポーツドリンクなどの水分や塩分をとりましょう。
  4. 水分・塩分がとれない、意識がはっきりしない状態のときはすぐに救急車を呼びましょう。

熱中症が疑われ、「救急車を呼ぶか」「病院を受診したほうがいいか」など迷ったら、#7119へお電話ください。

東京消防庁救急相談センター(24時間年中無休)

(注意) 「#7119」にお電話してもつながらない場合は、電話番号:03-3212-2323へお電話ください。

受けられるサービス

  • 症状に基づく緊急性の有無のアドバイス
  • 受診の必要性に関するアドバイス
  • 医療機関案内

熱中症に関するリーフレット

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お問い合わせ

千代田保健所地域保健課健康企画係

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14

電話番号:03-5211-8163

ファクス:03-5211-8190

メールアドレス:chiikihoken@city.chiyoda.lg.jp

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