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更新日:2025年5月28日

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熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラート

環境省と気象庁は、令和3年度から「熱中症警戒アラート」を運用し、熱中症への警戒を呼びかけてきました。

また、令和6年度からは従来の「熱中症警戒アラート」に加え、より深刻な健康被害に備えるため、新たに「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されました。

「熱中症特別警戒アラート」が発表された地域では、過去に例のない広域的に危険な暑さとなり、熱中症による重大な被害を生じるおそれがあります。

発表された場合は、よりいっそうの熱中症予防行動をお願いします。

「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合には、熱中症による健康被害を防止するために、「クーリングシェルター」に指定された冷房設備のある区の施設などを開放します。

令和7年度の「熱中症警戒アラート」および「熱中症特別警戒アラート」の運用期間は、令和7年4月23日(水曜日)から10月22日(水曜日)までです。

熱中症警戒アラート

熱中症警戒アラートとは

気温が著しく高くなることにより、熱中症による人の健康に係る被害が生じるおそれがある場合に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

発表基準

全国を58に分けた府県予報区等内のいずれかにおいて、暑さ指数(WBGT)が33以上となることが予測される場合

発表のタイミング

前日の午後5時または当日の午前5時

発表方法

環境省 熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)等で発表されます。また、下記の配信サービスに登録すると、アラート発表をメールやLINEで受け取ることができます。ぜひ、ご活用ください。

この他、千代田区では、区公式ホームページ、X、LINE、「安心・安全メール」でもアラート発表をお知らせします。

ぜひ、ご活用ください。

熱中症特別警戒アラート

熱中症特別警戒アラートとは

広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあることから、自発的な熱中症予防行動の実践、また、家族や周囲の人々においては見守りや声かけ等の共助や、公助の行動をとっていただくことを目的として発表されます。

発表基準

都道府県内のすべての暑さ指数情報提供地点において、翌日の暑さ指数(WBGT)が35以上となることが予測される場合

発表方法

「熱中症警戒アラート」と同様の方法のほか、千代田区では「防災アプリ」でもアラート発表をお知らせします。

ぜひ、ご活用ください。

千代田区防災ポータルサイト・防災アプリ

熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートが発表されたら

注意事項

  • 外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください。
  • 特別の場合(注釈) 以外は、運動は行わないようにしてください。
    (注釈) 特別の場合とは、医師、看護師、熱中症の対応について知識があり一次救命処置が実施できる者のいずれかを常駐させ、救護所の設置、および救急搬送体制の対策を講じた場合、涼しい屋内で運動する場合等のことです。
  • 身近な場所での暑さ指数を確認していただき、熱中症予防のための行動をとってください。

特に実施いただきたいこと

  • 熱中症搬送者の半数以上は、高齢者(65歳以上)です。身近の高齢者に対し、昼夜問わず、エアコン等を使用するよう声かけをしましょう。
  • 高齢者のほか、子ども、持病のある方、肥満の方、障害者などは熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。これらの方々は、こまめな休憩や水分補給(1日あたり1.2リットルが目安)を喉が渇く前から、より積極的に、時間を決めて行いましょう。また、外出も控えるようにしましょう。

暑さ指数(WBGT)

暑さ指数(WBGT)とは

熱中症を引き起こす条件として「気温」は重要ですが、日本の夏のように蒸し暑いと気温だけで暑さの評価はできません。気温、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)、風の要素を取り入れた指標として、暑さ指数(WBGT: Wet Bulb Temperature/湿球黒球温度)があります。

暑さ指数は、気象庁観測要素を用いて計算されており、夏期には全国約840地点の暑さ指数の実況値や予測値が環境省 熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)環境省 熱中症予防情報サイト 暑さ指数(外部サイトへリンク)で公開されています。

暑さ指数ごとの注意事項
暑さ指数
(WBGT)
注意すべき生活活動の目安
(注釈1)
日常生活における注意事項
(注釈1)
熱中症予防のための運動指針
(注釈2)
31以上 すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

運動は原則中止

特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合は中止すべき。

28~31 すべての生活活動でおこる危険性 外出時は炎天下を避け、室内に移動する。

厳重警戒

激しい運動や持久走は避ける。積極的に休息をとり、水分塩分補給。体力のない者、暑さに慣れていない者は運動中止

25~28 中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。

警戒

積極的に休息をとり、水分塩分補給。激しい運動では、30分おきくらいに休息。

21~25 強い生活活動でおこる危険性 一般には危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

注意

死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意。運動の合間に水分塩分補給。

(注釈1) 日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」より
(注釈2) 公益財団法人日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より

お問い合わせ

千代田保健所地域保健課健康企画係

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14

電話番号:03-5211-8163

ファクス:03-5211-8190

メールアドレス:chiikihoken@city.chiyoda.lg.jp

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