更新日:2023年11月17日

ここから本文です。

大規模災害時の医療救護体制

大規模災害時の医療救護体制

大規模災害が発生し、多数の傷病者が想定される場合、病院では重傷者などの治療が優先されるため、多くの方はすぐに治療を受けられません。このような場合、区は区内6か所に緊急医療救護所を設けて、トリアージや軽症者の治療などを行い、重症者・中等症者については隣接する病院または災害拠点病院などへ搬送します。

緊急医療救護所とは

傷病者が病院に集中する発災直後からおおむね72時間以内に、区が指定する病院の近接地等に設置し、傷病者のトリアージ(治療を優先する傷病者の振り分け)や傷病者の応急処置・応急手当を行う医療救護です。

トリアージとは

大規模災害などで多数の傷病者が発生した際、限られた医療資源を有効に活用するために、傷病者の傷病の緊急度や重症度などに基づいて、治療や医療機関への搬送の優先順位を決めることを言います。

区では、医師会所属の医師、歯科医師会所属の歯科医師などがトリアージを行います。

区内緊急医療救護所

一覧表
区が指定した災害拠点病院等 設置場所 所在地
日本大学病院 日本大学お茶の水校舎 神田駿河台1-6
三井記念病院 病院公園口通路前 神田和泉町1
東京逓信病院 病院敷地内 富士見2-14-23
三楽病院 浜田病院前 神田駿河台2-5
九段坂病院 千代田区高齢者総合サポートセンターかがやきプラザ 九段南1-6-10
半蔵門病院 ダイヤモンドホテル 麹町1-10-3

医療救護訓練

区では、平成30年度から医療救護訓練を実施しています。

令和3年度は、11月20日(土曜日)に区役所1階区民ホールを会場に緊急医療救護所運営訓練を行いました。当日は、千代田区医師会、神田医師会、丸の内歯科医師会、麹町歯科医師会、千代田区歯科医師会、千代田区薬剤師会、千代田保健所の職員45名が参加しました。

今回の訓練では、緊急医療救護所の設置の他、保健所職員が模擬傷病者や搬送要員となり、医師、看護師、歯科医師、薬剤師の方々がトリアージ、応急処置および調剤・服薬指導、緊急医療救護所の運営(通信訓練、クロノロジー(時系列活動記録)訓練)などの訓練を実施しました。

写真:トリアージの様子1
トリアージ1

写真:トリアージの様子2(けが人を囲んで話し合う人々)
トリアージ2

写真:軽症者を処置する様子
軽症者の処置

写真:中等症者を処置する様子
中等症者の処置

写真:重傷者を処置する様子
重症者の処置

写真:傷病者を搬送する様子
傷病者の搬送

写真:傷病者の受け付けをする様子
傷病者の受付

写真:クロノロジー(時系列活動記録)の様子
クロノロジー(時系列活動記録)

お問い合わせ

千代田保健所地域保健課健康企画係

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14

電話番号:03-5211-8163

ファクス:03-5211-8190

メールアドレス:chiikihoken@city.chiyoda.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?