トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 令和3年プレスリリース > 令和3年10月プレスリリース > 第16回「ちよだ文学賞」受賞作を発表~大賞は、砂(すな) 濱子(はまこ)さんの「トライアド」に~(令和3年10月6日配信)
更新日:2021年10月6日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
千代田区が主催する「第16回ちよだ文学賞」は、410編の応募があり、選考の結果、大賞を砂 濱子(すな はまこ)さんの「トライアド」に決定しました。また、大賞とは別に、千代田賞として井町 知道(いまち ともみち)さんの「インクは滴となって」が選ばれました。
区の持つ文化的・歴史的な魅力をアピールするとともに、文学の担い手として新たな才能を発掘し、多くの人に文字や活字の大切さを考えるきっかけづくりとなるよう、平成18年度に創設し、今年で16回目です。
砂 濱子さん
トライアド
主人公の女性「佐伯」は同じビルで働く女性「川上」に惹かれ、川上の家にともに住み始める。しかし、川上の男性の恋人「マヒロ」も毎日家を訪れるため、三人の男女の奇妙な生活が始まる。進展しない佐伯と川上の女性同士の仲。川上への想いを通じて羨望と嫉妬の感情を抱え合う男女の佐伯とマヒロ。佐伯とマヒロと三人で暮らしたいという川上。三人の選ぶ新しい暮らしとは。
「小説を書けば、無駄にしか思えなかった紆余曲折の日々を、意味あるものとして生かせるかもしれない。人生の後半はこれを仕事として生きてみたい。そう、考えるようになりました。ちよだ文学賞で最終選考に選ばれたのは二度目のことです。前回いただいた選評中での具体的なアドバイスを意識しつつ書いたことで、今回の結果となったのだと思います。受賞できたことを非常にうれしく感じています。」
井町 知道さん
インクは滴となって
神保町に毎週末通う主人公が、突然現れた女の謎を追い古書店街を駆け巡るうちに、神保町の魅力を再発見していく作品となっています。
「中学三年生にしてこのような大きな賞を頂けたということは、一つの集大成として、僕にとってこれからも大きな意味を持つものだと思います」
(注意) 第16回作品集を、10月25日(月曜日)から区役所2階情報コーナー、三省堂書店神保町本店、東京堂書店神田神保町店などで販売(価格500円)します。
現在募集中です。
締切は、令和4年4月30日(土曜日)です。
詳細は、「募集要項」を参照してください。
文化振興課文化振興係(電話番号:03-5211-3628)
お問い合わせ
政策経営部広報広聴課報道担当
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4172
ファクス:03-3239-8604
メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
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