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更新日:2022年8月31日

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警視庁、区内4警察署と締結「児童虐待対応の連携強化に関する協定、覚書」~年々増加する児童虐待を全力で未然に防ぐ~(令和4年8月31日配信)

このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

写真:警視庁との協定等の締結している様子

写真:警視庁との協定等の締結をした様子

千代田区は、本日(8月30日火曜日)、警視庁少年育成課と「児童虐待対応の連携強化に関する協定」を締結するとともに、区内4警察署と「児童虐待対応の連携強化に関する覚書」を締結しました。

児童虐待の対応件数は、千代田区を含め全国でも年々増加しており、大きな社会問題となっています(下記参照データ)。

区はこれまで、区内4警察署と児童虐待の事案について、情報照会などにより連携を図ってきました。今回の警視庁との協定等の締結により、区で対応している児童虐待案件のうち、危険性が高まる可能性があるものや、児童の安全確認ができていないなどの情報をあらかじめ提供し、各警察署における児童虐待の早期発見・対応に役立てていきます。

協定の概要

  • 情報共有、虐待予防・早期発見に視点を置いた支援に向けた情報の活用等

覚書の概要

  • 情報共有、児童の安全確認時における連携、平時からの連携等

千代田区長・樋口高顕コメント

「虐待の未然防止の大前提として、安心して子育てができる環境整備が必要であることから千代田区では、子育て支援施策の更なる充実に注力しています。そのうえで、虐待相談に迅速かつ的確に対処できるよう、専門職を確保し育成するとともに、学校や保育園、民生・児童委員等による『支援のネットワーク』の構築等の取り組みを進めてきました。是が非でも、子どもたちを虐待から守るべく、今般の協定と覚書の締結により、区と警視庁・警察署との連携をさらに深め、実効性ある虐待の「早期発見・早期対応」に取り組んでいきます。」

お問い合わせ

千代田区 児童・家庭支援センター 電話番号:03-5298-0241

参照

【参考:児童虐待の件数データ】

全国の児童虐待の対応件数は、平成27年度(2015年)に初めて10万件を超え、令和2年度(2020年)は205,000件となり、この5年間で倍増しています。同時期の比較で、東京都では約10,000件から約25,000件でおよそ2.5倍、千代田区でも同様の状況となっています。また、児童虐待による死亡事例は、毎年全国で50人前後(心中は除く)報告されています。

【参考:千代田区の児童虐待防止に関する取り組み】

福祉、母子保健、保育、心理等の専門職員のもと、児童相談所との連携や養育が困難な家庭への支援により、虐待の未然防止や早期発見・対応に取り組んでいます。夜間や休日等を含め24時間365日相談が可能な電話窓口「千代田っこホットライン」も設けています。
また、学校や保育園、児童相談所、保健所、警察など、子どもに携わる機関で構成する要保護児童対策地域協議会において、虐待事案の情報共有を行うとともに、児童虐待の対応マニュアルを配付し初期対応の方法の周知などを重点的に行っています。

お問い合わせ

政策経営部広報広聴課報道担当

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4172

ファクス:03-3239-8604

メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp

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