トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 平成30年プレスリリース > 平成30年5月プレスリリース > 平成30年5月7日 江戸歴史講座 江戸の居酒屋文化(全2回)
更新日:2018年5月7日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
現在、東京には酒場、ビヤホールとされるものが約2万店あるといわれ、日夜賑わっていますが、今から2~300年前の江戸っ子たちはどんな場所で、どんな酒を、どんな肴をつまみながら呑んでいたのでしょうか。
江戸は一人暮らしの男性が多い町で、酒屋では早くから客に店先で居酒をさせていました。18世紀中ごろ(寛延年間)になると店で居酒させることを目的とした居酒屋が生まれ、賑わいを見せるようになりましたが、江戸の居酒屋は店構えや客層などが今とは異なっていました。第1回では江戸の居酒屋がどのように生まれてきたかをさぐり、店構えや客層、居酒屋での酒飲み風景、注文の仕方、酒の飲み方などについて紹介します。
また、「江戸は呑みだおれの町」といわれたほど、江戸っ子は酒を呑んで、居酒屋は繁盛していました。第2回では、江戸ではなぜうまい酒が呑めたのか、どんな酒をどれくらい呑んでいたのかなど酒にまつわる話題と、居酒屋で出されていた酒の肴(田楽、ふぐ料理、鮟鱇料理、豆腐料理、まぐろ料理など)について紹介します。
居酒屋の誕生とその発展や江戸の呑みだおれ文化について、図版なども駆使して紹介します。
『七癖上戸(ななくせじょうご)』
(式亭三馬作、歌川国貞画)
(文化7年刊)国立国会図書館蔵
飯野 亮一(食文化史研究家)
1938年東京生まれ。早稲田大学第二文学部英文学専攻卒業。明治大学文学部史学地理学科卒業。服部栄養専門学校理事・講師(食文化史担当)。専攻は食文化史。現在は特に江戸の食文化史を中心に研究を進めている。著書に『居酒屋の誕生―江戸の呑み倒れ文化―』(ちくま学芸文庫)、『すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ―江戸四大名物食誕生―』(ちくま学芸文庫)、『江戸の料理と食生活』(共著、小学館)、『郷土史大辞典』(共著、朝倉書店)、『歴史学事典』(共著、弘文堂)など。
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