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更新日:2022年2月17日

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自殺対策強化月間 広報千代田2月20日号 コミックで伝える精神医療(産後鬱編)(令和4年2月17日配信)

このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

画像:集英社 Shrink~精神科医ヨワイ~ 6巻表紙(原作 七海 仁  漫画 月子 既刊 7巻)

パニック障害、うつ病、発達障害、PTSD・・・。

心に病を抱えながらも、誰にも相談できずに苦しんでいる潜在患者が多くいると言われる、隠れ精神病大国・日本。その自殺率は先進国では最悪レベル。なぜそのような事態に陥ってしまっているのか・・・。
精神科医・弱井 幸之助が、日本の精神医療が抱える問題に向き合い、人々の心の影に光を照らす!

「集英社グランドジャンプ公式サイト」より

春は環境の変化が起こりやすく、3月は例年、月別自殺者数が多い月です。また、コロナ禍で「産後うつ」に悩む女性も増えており、産後女性の死因の1位は自殺となっています。

妊娠中や産後はつわりなど体調が悪いことも多く、ホルモンバランスの変化で、悲しくなったりイライラしたり、気持ちが不安定になることがあります。その中で子育てが始まるものですから、心や体に変化が起こるのは当たり前のことなのです。しかし、そんな時にも、まわりの人に悩みを打ち明けることで共感してもらえたり、さまざまな事実や考え方があることを知り、心が楽になることがあります。

区では、七海 仁さんからの作品執筆の取材をきっかけに、悩みをお持ちの方々が「つながることで、心が救われる」と感じていただける作品に出合い、このたび広報紙で作品の一部を紹介させていただくことにしました。広報千代田2月20日号では、これとあわせ、専門医の先生の講演会や心の相談室、お子さんをお持ちの方向けの各種相談などを紹介しています(下記参照)。

資料 広報千代田2月20日
画像:資料 広報千代田2月20日号 漫画:Shrink~精神科医ヨワイ~ 一部紹介
詳しくは、広報千代田2月20日号をご覧ください。

苦しくても手を伸ばせば助けてくれるShrinkがそこにいる

千代田保健所では「Shrink~精神科医ヨワイ~」(6巻・7巻)で産後鬱について取材協力をさせていただきました。「Shrink」とは、英語のカジュアルな表現で精神科医を指します。

七海さんがこの作品を執筆するに至ったのは、自分の家族が精神疾患を抱えていた際、いろいろな理由から患者に「必要な情報が届いていない」、また、周囲の精神病に対する誤った認識も「本当に治療が必要な本人を病院から遠ざけている」理由のひとつだと感じていたことがきっかけだったと言います。そして、そうした方々に正しい精神医療を知ってもらう方法として、誰にでも身近な漫画の題材として伝えることをお考えになったそうです。

漫画では、主人公の精神科医のヨワイ先生や千代田保健所の保健師がモデルになった日向先生を通して、産後うつやアルコール依存症など、こころの病気や治療のための最新精神医療があることなどが、わかりやすく描かれています。

この漫画を通して、作者の七海さんや私たちが伝えたかった「苦しくても手を伸ばせば助けてくれるShrinkがそこにいる」というメッセージが、一人でも多くの方に伝われば幸いです。

千代田保健所健康推進課 保健相談係

お問い合わせ(保健所業務がひっ迫しているため、まずは下記へご連絡ください)

広報広聴課

電話番号:03-5211-4172

お問い合わせ

政策経営部広報広聴課報道担当

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4172

ファクス:03-3239-8604

メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp

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