更新日：2024年10月8日

外濠で水質改善対策を実施中！見学会も開催！（令和6年10月8日配信）

このページは、上記日付によるプレスリリース（報道機関への情報提供）を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

千代田区では、令和4年から毎年夏場に外濠（市ヶ谷濠、新見附濠、牛込濠）の水質改善を行っています。

近年、気候変動により線状降水帯やゲリラ豪雨等の災害級の大雨が、さまざまな都市機能に障害をきたし深刻な問題となっています。8月の短時間での豪雨の際は、地下鉄市ヶ谷駅が浸水するなど、地域住民のみならず都心を往来する多くの人にも重大な被害を与えました。このような大雨はライフラインへの影響のみならず、溢れた下水が河川や濠に流入することで水質悪化や悪臭発生など、水辺環境にも影響を及ぼしています。

歴史的財産である外濠では、水の滞留などにより夏場にアオコが大量発生し、景観障害や異臭発生の一因となっています。濠水の滞留を改善させるため、東京都が「外濠浄化プロジェクト」として水質改善に向けた計画を進行させています。このプロジェクトの一環で、千代田区ではプロジェクト完了までの間、暫定的な水質改善対策を行っています。

この取り組みをより多くの方に知っていただき、外濠の水辺空間を身近に実感できる見学会を開催します。

【日時】10月19日（土曜日）午後1時～（2時間程度）

【説明・見学場所】区立外濠公園総合グラウンド・市ヶ谷濠

【内容】乗船による濠の見学、外濠の概要・歴史や水質改善対策の説明、水質改善処理剤を使った実験や簡単な水質検査の体験など

【対象】小学生以上の区内在住・在勤・在学者20名程度（申込終了）

• イベント詳細
  外濠水質改善見学会
• 外濠浄化プロジェクトとは
  浄化用水を導入させる導水路を2030年代半ばに整備させる計画です。
  東京都都市整備局ホームページ（外部サイトへリンク）
• 暫定的な水質改善対策とは
  導水完了まで長期にわたるため、水質改善処理剤の散布により夏場のアオコ対策をしています。
  外濠における水質改善暫定対策

お問い合わせ先

環境まちづくり部 環境政策課
電話番号：03-5211-4257