千代田区橋梁長寿命化修繕計画

区では、横断歩道橋を含め29橋の橋梁を管理しています（令和4年現在）。これらの橋梁は関東大震災の復興で架けられたものが多く、まもなく架橋から約100年になります。

また、橋梁のほとんどが神田川、日本橋川に架けられ、都心部という立地のため、交通量が比較的多く、産業活動にも重要な役割を担うとともに、災害時は避難経路や物資輸送路として欠かせないものとなっています。

こうした状況の中、損傷が顕著になってから補修する「事後保全型管理」から、損傷が軽微なうちから計画的に対応時期や費用の平準化を行いながら補修する「予防保全型管理」に方針を転換し、平成23年3月に「千代田区橋梁長寿命化修繕計画」を策定しました。この計画策定後は、定期点検に合わせて計画を改定することとし、平成27年度の定期点検を踏まえた第1回計画改定（平成29年3月）を経て、令和2年度の定期点検を踏まえ、第2回計画改定を行いました。

今回の改定をもとに、橋梁の計画的な維持管理を実施します。

画像：橋梁数年次表