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更新日:2020年6月17日
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地域の西半分には大名屋敷や武家屋敷などの武家地があり、東半分に高密な町地が広がっていました。
明治期、神田錦町・小川町付近には、多くの教育施設が立地し、学校のまちとなりました。一方、町地であったところは、住商混在の活気ある下町型のまちとして発展しました。
関東大震災によって、地域の大部分を焼失しましたが、震災後の復興区画整理事業により、幹線道路である靖国通りや本郷通りなどが整備され、現代の地域の骨格が形成されました。
第二次世界大戦においても、市街地の大部分を焼失しました。
その後、地下鉄網が整備されると、交通の利便性が向上し、大手町をはじめとした業務機能が集積する地域に隣接していることから、区内でも特に業務地化が進行しました。
出世不動尊や佐竹稲荷神社などに残っている歴史、神田駅周辺の商店街、スポーツ用品店街の形成など、昔ながらの下町らしさと新しい文化の双方を感じられるまちとなっています。
平成10年からの20年間で人口は約1.4倍に増加しました(住民基本台帳平成10年1月1日3,647人、平成30年1月1日5,232人)。千代田区全域と比較して、人口密度が高い一方、世帯人員がやや低くなっています。
年齢人口比率については、千代田区全域と比較して、若年層やファミリー層が多い一方、子どもが少なくなっています。
神田公園地域の人口推移
人口等に関する千代田区全域との比較(国勢調査(平成27年)、土地利用現況調査(平成28年)、住民基本台帳(平成30年1月1日))
年齢人口比率に関する千代田区全域との比較(住民基本台帳(平成30年1月1日))
用途別土地利用面積の割合では、千代田区全域と比較すると、商業用地の割合が倍近く大きくなっています。
土地利用の特徴としては、千代田区全域と比較して、道路面積率や利用容積率が高い一方、緑被面積率や平均敷地面積は低くなっています。
用途別土地利用面積の割合(平成28年)(千代田の土地利用2018)
土地利用の特徴(平成28年)(千代田の土地利用2018)
建築物の延床面積では、商業施設の延床面積の割合が大きい一方、公共施設が少なくなっています。
建物利用の特徴としては、千代田区全域と比較して、事務所建物が多い一方、公共公益施設は少なくなっています。
建物用途別延床面積の割合(平成28年)(千代田の土地利用2018)
建物利用の特徴(平成28年)(千代田の土地利用2018)
回答内容 | 回答率 |
---|---|
交通の便がよい | 90.2% |
学校・職場が近い | 41.2% |
治安がよい | 31.4% |
落ち着いている | 19.6% |
医療・福祉施設が充実している | 19.6% |
移動しやすい | 19.6% |
商業施設が充実している | 15.7% |
子育て・教育環境がよい | 13.7% |
文化・芸術が感じられる | 9.8% |
お祭りやイベントが多い | 9.8% |
緑が多い | 5.9% |
地域の交流がある | 3.9% |
災害への不安がない | 2.0% |
その他 | 2.0% |
とくに魅力を感じない | 2.0% |
回答内容 | 回答率 |
---|---|
公共交通の利便性の向上 | 45.1% |
子育て・教育環境の向上 | 39.2% |
商業施設の充実 | 39.2% |
医療・福祉施設の充実 | 37.3% |
災害対策の充実 | 25.5% |
自然環境の充実 | 25.5% |
誰でも容易に移動できる空間 | 17.6% |
公共施設(学校を除く)のアクセスのよさ | 11.8% |
地域交流の充実 | 9.8% |
その他 | 13.7% |
お問い合わせ
環境まちづくり部景観・都市計画課都市計画係
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-3610
ファクス:03-3264-4792
メールアドレス:keikan-toshikeikaku@city.chiyoda.lg.jp
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