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更新日:2023年4月18日

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神田警察通り道路整備について

区では令和5年2月6日(月曜日)、神田警察通り道路整備Ⅱ期工事の作業を実施しました。

本整備工事は狭い歩道を誰もが安全に、また、安心して歩行ができるよう整備するもので、予算、契約、陳情審査など、区議会における議論や議決など適正な手続きを踏むとともに、関係法令等に則り、令和3年度に工事に着手したものです。

一方で、この工事の着手後、「神田警察通りの街路樹を守る会」(以下「守る会」と記す)から、イチョウを伐採しないことを求める要望や区議会への陳情があったことなどから、道路整備のあり方について検討を重ねてきた「神田警察通り沿道整備推進協議会」との意見交換の場を設けるなど、この間、一時、工事を見合わせました。
しかしながら、双方の一致点を見出すことはできず、また、「守る会」等の工事に反対する一部の方々による妨害行為もあり、工事が進められない状況となりました。その後、工事に反対する一部の方から、国家賠償訴訟、住民訴訟が提起されるなど、双方が歩み寄るかたちで工事を行うことは難しいものと判断するに至りました。

また、今般の神田警察通り沿道整備につきましては、「推進協議会」における累次にわたる検討の結果を踏まえたものであるだけでなく、多くの方々からの「狭い歩道を、子どもも、お年寄りも、障がいをお持ちの方も、自転車の方も、ベビーカーの方も、誰もが安全にそして安心して通行できる歩道にして欲しい」とのご要望やイチョウの植替えを求めるご意見をいただく中で、計画立案に至ったものです。商売をされている区民の皆様からも、早期に整備工事を遂げて欲しいとの要望をいただいているところです。

以上の理由により、区では、これ以上工事を遅らせることは、歩行者の安全確保への支障や更なる経費の増大、神田駅方面のⅢ期以降の工事の大幅な遅延を招くことになるため、区道の整備における公共の利益を優先する立場から、作業を実施したものです。

区としては、今後、区民の皆様に安全に安心して神田警察通りを通行していただけますよう、適正な手続きに配意しながら、計画内容に沿った整備作業を粛々と進めてまいります。

令和5年2月7日 千代田区長 樋口 高顕

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