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更新日:2024年1月4日

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高齢者肺炎球菌予防接種

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65歳以上の方が肺炎球菌予防接種を受ける際に接種費用を助成します。定期予防接種として受ける場合と任意予防接種として受ける場合があります。

詳細は以下のとおりです。かかりつけの医師にご自身の健康状態をよくご相談のうえ、接種しましょう。

令和5年度までは経過措置として、65歳から5歳刻みの年齢の方を定期予防接種の対象としていました。令和6年度以降は国の方針により、65歳の方のみ定期予防接種の対象となる予定です。

令和5年度対象となった方は、定期予防接種として接種できるのは本年度のみとなり、今後定期予防接種としての接種機会はございませんのでご注意ください。

高齢者肺炎球菌予防接種一部無料化 動画

画像:キャプチャ千代田区公式チャンネル「65歳以上の該当者は肺炎の予防接種が無料に!」

事業のCMもあわせてご覧ください。

対象者

接種日現在で、千代田区に住民登録があり、次のいずれかに該当する方

定期接種対象者

以下の年齢の方のうち、過去に一度も高齢者肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない方

  1. 令和5年4月2日以降(令和5年度)に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
    (注意) 令和6年度以降は65歳になる方のみ対象になる予定です。
  2. 令和5年4月2日以降(令和5年度)に60歳~64歳になる方で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能障害の身体障害者手帳1級相当をお持ちの方

任意接種対象者

  1. 65歳以上(昭和33年4月1日以前生まれ)かつ、定期予防接種の対象とならない方で、過去に一度も高齢者肺炎球菌予防接種を受けたことのない方
  2. 65歳以上(昭和33年4月1日以前生まれ)で、過去に高齢者肺炎球菌予防接種を1回受けてから5年以上経過している方

(注意) 定期接種と併せて千代田区の助成を利用して接種できるのは生涯2回の接種までです。

接種期間

令和5年4月1日~令和6年3月31日

公費負担回数

最大2回(生涯2回目の接種まで)

(注意1) 2回目を接種する場合は、1回目の接種から5年以上の間隔が必要です。

(注意2) 自費で接種した回数分も含まれます。

2回目の接種をする場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

予診票の発送

対象者の方には、6月下旬に送付します。

(注意1) 任意予防接種については、上記任意接種対象者1の方(定期予防接種の対象ではなく、過去に一度も高齢者肺炎球菌予防接種を受けたことのない方)に6月下旬に送付します。過去に接種してから5年以上経過した方で接種を希望する方は、個別に予診票を送付しますので下記問い合わせ先まで連絡してください。
(注意2) 今年度65歳になる方(昭和33年4月2日~昭和34年4月1日生まれ)には3月末に予診票を送付しています。

千代田区に転入された方で接種を希望される方や、予診票を紛失された方は、下記まで連絡してください。

成年後見制度を利用している方で、住民登録地以外へ予診票送付を希望される方は、送付先変更申請書をご記入のうえ、下記まで郵送してください。記入方法は記入例を確認してください。

申請の際は、申請者と対象者どちらもの顔写真付きの本人確認書類の写しの添付が必要です。対象者との続柄が成年後見制度に基づくものである場合は、登記事項証明書(写しでも可)の添付も必要です。

送付先変更申請書は千代田保健所から郵送することもできますので、ご希望の方は連絡してください。

実施場所

定期接種は23区内の指定医療機関、任意接種は区内の指定医療機関のみで接種できます。事前に電話などでご予約のうえ、お出かけください。

任意接種を千代田区の指定医療機関以外で接種した場合は、助成を受けることはできませんので、ご注意ください。

接種の方法

  1. ご希望の指定医療機関に、ワクチン接種の予約をしてください。
  2. 接種当日は、予診票に体温以外の必要事項をご記入のうえ、指定医療機関へ提出してください。

(注意) 過去に一度接種された方は、必ず5年の間隔が空いているかをご確認ください。

接種費用

定期予防接種

無料(区が接種費用の全額を助成します)

任意予防接種

4,000円(区が接種費用の約半分を負担しています)

注意事項

生活保護を受けている方、中国残留邦人の方は自己負担金が免除されます。

予防接種を受ける前に生活支援課(区役所3階)窓口で、千代田区高齢者肺炎球菌予防接種予診票に「自己負担金免除」の印を押してもらって、接種医療機関に提出してください。ただし、指定医療機関以外で接種した場合には助成できませんので、ご注意ください。

新型コロナワクチンとの接種間隔

新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

(例) 4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降です。

なお、創傷時の破傷風トキソイド等、緊急性を要するものに関しては、例外として2週間を空けずに接種することが可能です。

その他、新型コロナウイルスワクチンに関するご質問は、新型コロナウイルスワクチンコールセンター(電話番号:03-5211-4114)へお問い合わせください。

接種の有効性と副反応

ワクチンの有効性

肺炎球菌には93種の血清型がありますが、肺炎球菌ワクチンは、このうち23種類の血清型に対する抗体を得ることができ、わが国に分布している肺炎などの原因となっている肺炎球菌の血清型の約80%をカバーできます。ただし、そのほかの血清型や、肺炎球菌以外の原因(ウイルス、真菌(カビ)など)による肺炎には、効果がありません。

また、肺炎球菌ワクチンの抗体価(ワクチンの効果を示す指標)は、接種後1か月で最高値となり、その後4年間あまり低下せず、5年目以降も効果は残っています。

接種後の副反応

接種後に注射部位の腫れや、痛み、ときに軽い発熱が見られることがありますが、日常生活に差し支えるほどのものではありません。通常1日~2日で消失します。

肺炎について

肺炎とは、さまざまな病原菌の感染によって肺に炎症が起こった状態のことです。体力や免疫力の落ちた高齢者にとって重症になりやすい病気です。

肺炎の症状には、咳、痰、発熱、胸痛、呼吸困難などがあります。肺炎であっても痰が出ずに空咳(からぜき)だけが続き、発熱を伴わないこともあります。例年の全死亡者数を死因別にみると、肺炎の占める割合が多くなっています。

肺炎球菌とは

肺炎球菌は健康な人の口の中に常在していることが多い細菌で、市中肺炎の起炎菌としてもっとも重要です。

また、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎、慢性気道感染症などの原因にもなります。体力や免疫力が落ちてくると、肺炎を引き起こしやすくなります。さらに近年、ペニシリンなどの抗生物質の効きにくい肺炎球菌が増えており、治療が困難になるケースも出てきました。

(注意) 市中肺炎とは、一般社会生活を送っている人に見られる肺炎のことで、入院中の方に見られる肺炎とは区別します。

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お問い合わせ

千代田保健所健康推進課保健予防係(予防接種担当)

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館8階

電話番号:03-5211-8172

ファクス:03-5211-8193

メールアドレス:kenkousuishin@city.chiyoda.lg.jp

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