更新日:2024年8月29日
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千代田区では、区民の健康増進と治療にかかる負担の軽減のため、帯状疱疹ワクチン任意予防接種(自由診療)費用を一部助成します。
助成を受けるためには、予診票の発行申請が必要です。申請後、予診票がご自宅に到着するまで、数日~1週間程度かかります。
予診票が到着してから、医療機関へ予約してください。
(注意)
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、80歳までに3人に1人がかかるといわれています。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後も痛みが続くことがあり、これは「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。
また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。
接種日現在、千代田区に住民登録がある満50歳以上の方
(年度途中に50歳の誕生日を迎える方は、誕生日前日から接種が可能です)
(注意) ただし、次のいずれかに該当する場合は対象外となります。
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
有効期限内に接種できない方は、新年度の予診票と差し替える対応をします。差し替え希望の方は予診票専用ダイヤル03-6256-9005までお電話ください。
千代田区で助成する帯状疱疹ワクチンは以下の2種類です。接種するワクチンを決めてから予診票発行の申請をお願いします。どちらを接種するかはかかりつけ医にご相談ください。
生ワクチン(ビケン)の注意事項
不活化ワクチン(シングリックス)の注意事項
標準として、不活化ワクチン(シングリックス)の1回目の接種から、2か月後に2回目の接種を受けてください。2か月を超えた場合であっても、6か月後までに2回目の接種を受けてください。
(注意) ただし、帯状疱疹にり患するリスクが高いと考えられる方は、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1か月まで短縮できます。
1回目の接種から2か月未満(帯状疱疹にり患するリスクが高いと考えられる方は1か月未満)または6か月を超過して2回目の接種はできません(助成の対象外となり、区が発行する予診票を使用できなくなります)。
生ワクチン(ビケン)または不活化ワクチン(シングリックス)のいずれか一方のワクチンの接種費用について、助成します。
ワクチンの種類 | 助成を受けられる回数 | 助成額(上限) |
---|---|---|
生ワクチン(ビケン) |
1回 (皮下に0.5mlを接種) |
4,500円 (注意) 生活保護受給者等:9,000円 |
不活化ワクチン(シングリックス) |
2回 (筋肉内に0.5mlを接種) |
11,000円/回 (注意) 生活保護受給者等:22,000円/回 |
(注意) 生活保護を受けている方、中国残留邦人の方については、助成額が異なります。必ず事前に、生活支援課(区役所3階)か健康推進課(千代田保健所5階)の窓口で、予診票に専用印を押してもらい、指定医療機関に予診票を提示してください。印が押されている予診票の確認をもって、指定医療機関で上記の額での助成を受けることができます。
(注意) 過去に不活化ワクチン(シングリックス)を1回受けた方は、残り1回のみ助成の対象になります。
発症率 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
---|---|---|---|---|
局所症状 | 発赤、そう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結 | なし | なし | なし |
皮膚 | なし | 発疹 | 紅斑 そう痒感 |
なし |
筋・骨格系 | なし | なし | 関節痛 筋骨格痛 |
なし |
その他 | なし | 倦怠感 | 動悸、疼痛 | 小脳性運動失調 |
発症率 | 10%以上 | 1~10%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
---|---|---|---|---|
過敏症 | なし | なし | なし | 蕁麻疹、血管性浮腫 |
皮膚 | なし | なし | そう痒症、発疹、紅斑、多汗症 | なし |
呼吸器 | なし | なし | 口腔咽頭痛、咳嗽 | なし |
投与部位 (注射部位) |
疼痛、発赤、腫脹 | そう痒感、熱感 | 注射部位反応、発疹、炎症、硬結、関節痛、内出血、浮腫、不快感 | なし |
消化器 | 胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢、腹痛) | なし | なし | なし |
精神神経系 | 頭痛 | なし | 浮動性めまい、不眠症、傾眠、嗜眠 | なし |
筋・骨格系 | 筋肉痛 | なし | 関節痛、四肢痛、背部痛、筋骨格痛、頚部痛 | なし |
感染症 | なし | なし | 鼻咽頭炎、気道感染、インフルエンザ感染、ヘルペス(口腔または単純ヘルペス)感染 | なし |
その他 | 疲労、悪寒、発熱 | 倦怠感、疼痛 | インフルエンザ様疾患、無力症、冷感、熱感、食欲減退、回転性めまい | なし |
(出典:ワクチン添付文書)
接種を受ける前に千代田保健所へ予診票の申請をしてください。
ご申請いただいた方へ順次予診票と指定医療機関名簿を送付します。予診票がご自宅に届いてから、必ず事前に指定医療機関へ接種の予約をしてください。
接種当日は、千代田区発行の予診票を持参し、指定医療機関の窓口で予診票と健康保険証を提示してください。
指定医療機関が設定する接種料金から区の助成額を差し引いた金額を、医療機関へお支払いください。
千代田区内の指定医療機関
(注意) 千代田区の指定医療機関でのみ助成が受けられます。区外の医療機関ではこの助成は利用できませんので、ご注意ください。
インターネット申請は、帯状疱疹任意予防接種予診票発行申請(外部サイトへリンク)をご覧ください。
上記をクリックすると、千代田区電子申請・届出システムの申請画面が開きますので、必要事項を入力してください。
電話での申請をご希望の方またはご不明な点がある方は、下記問い合わせ先までお電話ください。
令和5年4月1日から5月31日までの間に自費で帯状疱疹の予防接種を受けた方へ、接種費用の一部を助成します。
下記の要件をすべて満たす方
実費負担した接種費用の一部
ワクチンの種類 |
助成を受けられる回数(上限) |
助成額(上限) |
---|---|---|
生ワクチン (ビケン) |
1回 (皮下に0.5mlを接種) |
4,500円 (注意) 生活保護受給者等:9,000円 |
不活化ワクチン (シングリックス) |
2回 (筋肉内に0.5mlを接種) |
11,000円/回 (注意) 生活保護受給者等:22,000円/回 |
窓口または郵送で受付します。
必要書類を健康推進課感染症対策係まで郵送かお持ち込みによりご申請ください。
〒102-0073 千代田区九段北1-2-14千代田保健所5階
令和6年12月31日まで
(注意) 郵送の場合は必着
この予防接種は予防接種法に基づかない、任意の予防接種です。万が一、予防接種を受けたことによる健康被害が起きた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の救済制度に基づく補償と、本区が加入している自治体賠償保険の補償を、それぞれ受けることができます。接種した医療機関にご相談のうえ、千代田保健所へご連絡ください。
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お問い合わせ
千代田保健所健康推進課感染症対策係(予診票専用ダイヤル)
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14
電話番号:03-6256-9005
メールアドレス:kenkousuishin@city.chiyoda.lg.jp
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