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更新日:2025年3月26日
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千代田区には数多くの町の名前があり、そのひとつひとつが江戸開府以来、連綿と続く歴史に培われた伝統と文化を有しています。
しかし一方で、時代の変遷とともに、また土地区画整理事業や住居表示制度の実施など経た結果、歴史的意義のある町名が姿を消しました。江戸時代から現在に至るまでには、さまざまな理由によりいくつもの町名が失われ、それを惜しむ声があがっています。
そこで、江戸開府400年という機会をとらえ、区と地域が連携を図りながら、歴史的意義のある町名とそれにまつわる文化を未来にわたって保存・継承していくために、町名由来の案内板を区内各所に設置しています。
地域とそこに住み、暮らし、働く人々を結びつけるコミュニティのモニュメントを目指すとともに、観光資源としての活用を図り、千代田区を訪れる人にもわかりやすいものとしていきます。
鍛冶町一丁目の町名由来板
町名由来板に載せる説明文の監修を、江戸東京博物館の都市歴史研究室長の北原進氏に依頼しました。北原進氏は、江戸文化についての第一人者で、「角川日本地名大事典」や平凡社「日本歴史地名大系」の編さんに携わり、主な著書に「江戸時代の古文書」、「八百八町いきなやりくり」、「百万都市江戸の生活」などがあります。また、テレビ番組「なんでも鑑定団」では、古文書鑑定のエキスパートとして出演しています(監修時点)。
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