トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 令和4年プレスリリース > 令和4年4月プレスリリース > 株式会社セブン&アイ・フードシステムズとの官民共同事業 認知症ご本人から日ごろの想いを伝えます(令和4年4月28日配信)
更新日:2022年4月28日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
千代田区では、「認知症にやさしいまち千代田」を目指し、認知症と診断されたご本人や、もの忘れで不安を持つ人、そのご家族などが、抱えている想いを自由に語り合える場、「実桜の会」を月1回開催しています。
この取り組みは開催場所の提供など、「高齢者安心生活見守り隊」推進に関する協定を締結している株式会社セブン&アイ・フードシステムズのご協力をいただいています。
今回、デニーズ二番町店(二番町8-8)で、認知症と診断されたご本人からお話を聞く機会をご用意しました。
この取り組みは都内でも珍しく、若年性認知症ご本人の実際の声を聞いたり、認知症ご本人やご家族が交流する場を見学したりすることができます。
ぜひ取材のほどよろしくお願いします。
お越しいただける場合は、5月10日(火曜日)正午までに、広報広聴課 宮間(Eメール:press@city.chiyoda.tokyo.jp 電話番号:03-5211-4172)へご連絡いただければ幸いです。
保健福祉部在宅支援課長 菊池(電話番号:03-6265-6481)
認知症と診断された方やそのご家族が、情報交換を行い、心配事や悩み事など話し合うことで、解決の糸口を見つけることができる場です。
千代田区では、認知症の本人や家族に必要なサービスなどの有益な情報がつまったガイドブックを、配布しています。
また、認知症の本人、家族とともに作った、別冊「いまのわたしで生きていく」は、今不安を抱えている方に読んでいただきたい一冊です。
こちらのご紹介もお願いします。
3年後の2025年、65歳以上高齢者の5人に1人にあたる、約700万人が認知症になると言われています。認知症は、いまや身近なものであり、わたしたちの人生の一部です。
認知症になっても、すぐに何もできなくなるわけではありません。少しの工夫と周囲の助けを借り、生活に必要な活動をして、進行を遅らせることもできます。きちんと向き合うことで、同じような悩みを持つ仲間を見つけることができるかもしれません。その一助となるよう、千代田区では「実桜の会」(認知症本人ミーティング)を開催しています。
「認知症」は、加齢によるもの忘れとは違います。「認知症」は、脳の病気や障害などのさまざまな原因により、認知機能が低下し、日常生活に支障が出てくる状態や症状の総称です。
グラフの出典:令和3年11月発行「知って安心認知症」(東京都福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課)
認知症とはいかないまでも、もの忘れが少し強いと感じたら、軽度認知障害(MCI)の可能性も考えられます。MCIの対策・治療は、早期であればあるほど効果が高いとされています。早めに気づき、行動することで回復したり、発症が遅延することもあります。
「若年性認知症」とは、一般的に65歳未満で発症した認知症のことを指します。平均的な発症年齢は54.4歳で、初期の診断では、うつ病や更年期障害と間違われることもあります。子育てや働き盛りの世代で発症するため、本人だけではなく、家族への影響が大きくなりやすい特徴があります。
しかし、早めの診断・治療により、症状の進行を遅らせ、今後の生活を整える準備ができます。「おかしいな」と感じたら、専門機関に相談してみましょう。
お問い合わせ
政策経営部広報広聴課報道担当
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4172
ファクス:03-3239-8604
メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
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