トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 令和4年プレスリリース > 令和4年9月プレスリリース > 「認知症サポート企業・大学」認証制度を導入 認知症本人ミーティング「実桜の会」の開催場所を提供している2企業「株式会社セブン&アイ・フードシステムズ」およびカフェ「のん散歩」をサポート企業に認証(令和4年9月2日配信)
更新日:2022年9月2日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
千代田区は、認知症の正しい理解を持ち、認知症の方を支える取り組みを積極的に実施している企業や大学を「千代田区認知症サポート企業・大学」として認証する制度を導入しました。
背景として、これまで区が行ってきた事業のなかで、参加者やご家族から非常に好評な官民連携の取り組みがあったことによります。
制度の導入は、企業・大学が数多く立地する区内において、これらを広げていくことで、より認知症にやさしい街づくりや、社会的気運の醸成につなげていきたいとの考えによるものです。
今回、制度導入にあたっては、実績のある認知症本人ミーティング「実桜の会」(注釈)の開催場所として提供いただいているデニーズ二番町店(二番町8-8)「株式会社セブン&アイ・フードシステムズ」およびカフェ「のん散歩」(神田神保町3丁目1-2)の2企業を「千代田区認知症サポート企業」として認証しました。
3年後の2025年、65歳以上高齢者の5人に1人にあたる、約700万人が認知症になると言われています。
今後ますます増加が予想される認知症の方が、住み慣れた地域で安全に安心して暮らせる社会を実現するためには、ともに支え合い、地域で一丸となった取り組みが必要です。
今後も「認知症にやさしいまちちよだ」実現を目指し、地域の企業・大学と連携した取り組みを進めてまいります。
「家族が認知症と診断された」「自分は認知症かもしれない」、千代田区ではそうした不安を抱える皆さまのため、これまでもさまざまな取り組みを医療機関や地域の方々とともに行ってまいりました。
認知症の皆さんが、ありのままの自分で安心して過ごせる「実桜の会」もそのひとつ。ご本人やご家族からは会を楽しみにしているとの声も数多くいただいています。
また、そうした場を快く提供いただいている皆さまへは感謝の念に堪えません。
区では今回の認証制度を機に、さらに多くの企業様や大学様、そして地域の皆さまと、こうした取り組みを広げていければと考えています。
SDGsの取り組みのなかで、「お客様との接点を通じ、地域・コミュニティとともに住みやすい社会を実現する」という目標があります。
どうやって地域のためにデニーズを活用していただくか、高齢者施設ではなく、レストレランで認知症の本人ミーティングを実施することで、いい刺激になればと思っております。
地域の自治体の中で、安心安全、「楽しく」使える場所として、地域でご活用いただきたく思います。
コロナ禍で意を決して店をオープンし、9か月が経ちました。
これまでの自分の経験や過去を活かし、誰かの支えになりたいと考えています。
昔に比べ、今は福祉の制度がしっかりしているなかで、認知症の母の介護についても実体験等を共有し、高齢者や介護者の力になる存在でありたいと思っております。
保健福祉部在宅支援課
電話番号:03-6265-6481
お問い合わせ
政策経営部広報広聴課報道担当
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4172
ファクス:03-3239-8604
メールアドレス:chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
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