更新日:2025年4月1日
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区は、ヒートアイランド現象を緩和する屋上等緑化や壁面緑化、屋上・壁面に高反射率塗料や熱交換塗料、舗装面に遮熱性塗料や熱交換塗料を塗布する工事、窓ガラスへの日射調整フィルム・コーティング材による遮熱対策、ドライ型ミスト発生装置やレインガーデンの設置など、ヒートアイランド対策の費用の一部を助成しています。
敷地内緑化は、都心部における生物多様性に配慮した取り組みとして、緑と一体整備の水辺も、助成対象としています。令和年7年度から、菜園への助成を追加しました。
(注意) 来庁される際は、必ず事前にご予約ください。
助成対象 |
助成内容(税抜き) |
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屋上等緑化 |
助成対象経費の50%(上限200万円) |
敷地内緑化 |
助成対象経費の50%(上限200万円) |
菜園(注釈1) | 助成対象経費の50%(上限200万円) |
プランター(屋上・敷地内・菜園100リットル/基以上) |
助成対象経費の50%(上限50万円) |
壁面緑化 |
助成対象経費の50%(上限50万円) |
高反射率塗料・熱交換塗料(屋上・壁面)(注釈2) |
助成対象経費の50%または塗布面積×2,000円/平方メートルのいずれか低い額(上限50万円) |
日射調整フィルム・ 窓用コーティング材(注釈3) |
助成対象経費の50%または塗布面積×4,500円/平方メートルのいずれか低い額(上限30万円) |
遮熱性舗装・熱交換塗料(舗装面) |
対象経費の50%(上限100万円) |
ドライ型ミスト発生装置(注釈4) |
助成対象経費の50%(上限100万円) |
ドライ型ミスト発生装置(レンタル)(注釈4) | 助成対象経費の50%(上限10万円) |
レインガーデン(注釈5) | 助成対象経費の50%(上限50万円) |
(注釈1) 野菜等(野菜、花きその他これらに類するもの)を植栽した基盤を新たに設置することです。ただし、夏季(7月~9月)に植栽計画があり、成果物の販売を目的としたものを除きます。
(注釈2) 高反射率塗料とは、屋上・壁面に蓄熱を抑制する塗料を塗布することです。詳細は、高反射率塗料補足事項(PDF:302KB)を確認してください。熱交換塗料とは、屋上や路面に塗布することで太陽光による蓄熱を抑制する塗料をいいます。
(注釈3) 窓ガラスに日射調整フィルムやコーティング材による対策を行うことです。
(注釈4) 水を微細な霧状にして噴射し気化熱によって周囲の冷却を行う装置のことをいいます。
(注釈5) 敷地の地上部に雨水貯留浸透性の良い緑化(樹木、芝、多年草等)を行うことです。ただし、敷地面積250平方メートル以上の場合、千代田区緑化推進要綱第2条第1号に規定する地上部の緑地に該当することが必要です。
(注意) 新築・既築に関わらず、敷地面積が250平方メートル以上の建物で、「千代田区緑化推進要綱」で計画書提出の対象となっている建物は要綱に定める基準を超える部分を助成対象とします。
【菜園】上記要件に追加
揮発性有機化合物の含有量が少ないもので、第三者機関における日射反射率測定値(近赤外線領域)が50%以上であること。なお、使用色での測定値がない場合には、基準色(第三者機関)・使用色(メーカー発行のカタログ等)の日射反射率がともに50%以上であること。
第三者機関における測定値が、遮蔽係数0.7未満、可視光線透過率65%以上、熱貫流率5.9W/(平方メートル・K)未満(窓用コーティング材の場合は6.0W/(平方メートル・K)以下)であり、かつ日射調整性能について、適切な耐候性が確認されていること。
周囲から雨水を集水する構造(雨樋の接続等)を有し、砕石層(深さ30cm以上。ただし、個人が所有する住宅は深さ10cm以上。)または雨水貯留浸透施設(雨水を一時的に貯留し、地下に浸透させる機能を有する施設をいう。)の整備により高い貯留浸透能力を持つ緑地(千代田区緑化推進要綱の「地上部の緑地」を満たすもの)であること。
書類 |
屋上緑化・壁面緑化 |
敷地内緑化 |
菜園 |
高反射率塗料・熱交換塗料(屋上・壁面) |
日射調整フィルム・窓用コーティング材 |
遮熱性塗料・熱交換塗料(舗装面) |
ドライ型ミスト発生装置(固定式・レンタル) |
レインガーデン |
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固定資産税の納税証明書の写し(注釈1) |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
見積書の写し(経費内訳が記載されたもの) |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
施工・設置箇所の平面図や立面図 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
施工・設置前写真(カラー) |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
施工箇所の面積計算表 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要(注釈2) |
○ 必要 |
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○ 必要(注釈3) |
建物形状のわかる図面(立面図等)・写真 |
○ 必要 |
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○ 必要 |
○ 必要 |
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製品の性能証明書(第三者機関発行) |
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○ 必要(高反射率塗料のみ) |
○ 必要 |
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製品・設備性能がわかるパンフレットなど |
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○ 必要 |
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○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要(注釈3) |
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実施内容がわかる事業計画書 (注釈4) |
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○ 必要 |
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○ 必要(注釈5) |
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承諾書など(注釈6) |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
○ 必要 |
必要 |
(注釈1) 住宅の場合は住民税、事業所などの場合は事業(所)税などでも可とします。
(注釈2) 面積計算表に幅や高さがわかる図面も作成してください。
(注釈3) 施工箇所の面積・仕様等のわかる資料をご提出ください。
(注釈4) 実施内容(植栽期間等)がわかる事業計画書を提出していただきます。夏季(7月~9月)に緑があることを確認します。また、事業実施年度について、該当年度末日までに運用状況に関する報告書を提出していただきます。
(注釈5) 実施内容(実施期間、実施時間、実施箇所等)がわかる事業計画書を提出していただきます。また、固定式については、運用開始年度について、該当年度末日までに運用状況に関する報告書を提出していただきます。
(注釈6) 申請者が賃借人などの場合には、建物所有者の承諾書を添付してください。また、所有者が複数人いる場合には、所有者全員の承諾書を添付してください。(管理組合の場合、議決書またはこれに代わるもの)
(注釈) 申請内容の製品などの導入を確認できるもので、導入された製品名等が確認できる書類
生物多様性の観点から、屋上等緑化、敷地内緑化、壁面緑化、レインガーデンにおいて、区画ごとに植栽に用いる植物すべてを「千代田区在来種植栽選定の手引き」に記載のある在来種にした場合(複数種選択も含みます)、当該区画にかかる助成額および限度額を20%割増します。
(注意) 「千代田区在来種植栽選定の手引き」は環境政策課窓口で閲覧できます。
令和8年2月13日(金曜日)まで
(注意) 受け付けは先着順とし、予算がなくなりしだい助成を終了します。
なお、完了報告期限は令和8年3月13日(金曜日)です。
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お問い合わせ
環境まちづくり部環境政策課エネルギー対策係
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
電話番号:03-5211-4256
ファクス:03-3264-8956
メールアドレス:kankyouseisaku@city.chiyoda.lg.jp
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