更新日:2023年5月30日

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保護司

保護司とは

犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える人たちです。法務大臣から委嘱される非常勤の国家公務員で、無報酬のボランティアです。犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。

主な活動

  • 保護観察

更生保護の中心となる活動で、犯罪や非行をした人に対して、更生を図るための約束ごと(遵守事項)を守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の援助などを行い、その立ち直りを助けるものです。

  • 生活環境調整

少年院や刑務所に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰を果たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話し合い、就職の確保などを行い必要な受け入れ態勢を整えるものです。

  • 犯罪予防活動の推進

犯罪や非行を未然に防ぐために、世論の啓発や地域社会の浄化に努めるものです。毎年7月は、「社会を明るくする運動」強調月間として、さまざまな活動が展開されます。

千代田区保護司会

昭和28年6月3日に千代田区保護司会は設立されました。現在(令和5年4月時点)、39名の保護司が在籍しており、4つの部(総務部、研修部、地域活動部、広報部)のいずれかに所属し、更生保護推進のため、保護司間での情報共有・意見交換・研修会などを実施しています。

会報紙「千代田」の発行

保護司会活動を主に紹介しています。年に2回発行。
配付場所:情報コーナー(区役所2階)、出張所

“社会を明るくする運動”の参画

“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止、立ち直りを支える地域のチカラ~

すべての国民がそれぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くことを目的として、法務省が主唱する全国的な運動です。千代田区では靖国通り・麹町大通りパレードをはじめとする諸行事を実施しています。

犯罪や非行を防ぐために一人ひとりができることから始めてみてください。たとえば、身近なところで、孤立していそうな人がいたら、挨拶をしてみましょう。そのことが、孤立を少しでも防ぎ、ひいては身近な人が犯罪に陥ることを防ぐことにつながるかもしれません。また、犯罪や非行から立ち直ろうとしている人に対し、偏見を持たずに温かい視線で見守るなどして、地域全体で立ち直りを支えていきましょう。

画像:第73回“社会を明るくする運動”広報用ポスター

第73回“社会を明るくする運動”広報用ポスター

啓発活動

7月の強調月間に合わせて、区内各所において、啓発活動を実施しています。

駅頭広報活動

画像:駅頭広報

画像:駅頭広報(集合写真)

靖国通りパレード

画像:靖国通りパレード

画像:麹町パレード(鼓笛隊)

麹町大通りパレード

画像:靖国パレード(鼓笛隊)

画像:靖国パレード

他にも、区立小・中学校でミニ集会の開催、地域イベント(夏まつり等)での啓発物品の配布を行い、犯罪予防活動を推進しています。

お問い合わせ

保健福祉部福祉総務課厚生係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4211

ファクス:03-3239-8606

メールアドレス:fukushisoumu@city.chiyoda.lg.jp

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