トップページ > 暮らし・手続き > 防災 > 東日本大震災情報 > 原子力発電所事故による放射線への対応 > 過去の放射線量の測定結果と対策 > 神田保育園の放射線対策(平成23年11月15日)
更新日:2017年9月27日
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区では、学校や幼稚園等の通学路(園路)や校内(園内)等の放射線量測定を順次進めています。
平成23年11月14日、神田保育園の園内及び周辺の簡易測定で、園敷地内2か所の花壇内雨どい下の地上高5cmで高い線量を計測しました。
このため、11月15日、当該箇所で詳細な測定を実施しました。その結果、当該2箇所の地上高5cmでそれぞれ毎時0.62マイクロシーベルト、0.37マイクロシーベルトを計測しました。
区は、子どもが集まり一定時間とどまる公的スペースにおいて、地上高1mで毎時0.23マイクロシーベルト以上の数値が測定された場合は、当該箇所の状況や線量率に応じて、対策を実施することとしています。
今回、地上1mの計測数値は上記の対応方針を超える数値ではありませんが、地上5cmでこの数値を超え、当該箇所が保育園敷地内であり、容易に園児や保護者が立ち入れる場所のため、対策を講じることとしました。
11月15日に花壇内の表土を除去し、新たな土を入れた後、再測定を行って、線量が低下したことを確認しました。
高い線量を計測した箇所は、雨どい下の花壇土壌です。放射性物質を含む雨水が土壌に浸透する際に、地表面で放射性物質がろ過され、放射能濃度が上がり、放射線量が高くなったものと思われます。
神田保育園(神田淡路町2-12) 園舎北側1階 西側花壇内及び東側花壇内の雨どい下
測定位置 | 対策実施前(11月15日) | 対策実施後(11月15日) |
---|---|---|
地上1m |
0.09 |
0.06 |
地上50cm |
0.16 |
0.08 |
地上5cm |
0.62 |
0.1 |
測定位置 | 対策実施前(11月15日) | 対策実施後(11月15日) |
---|---|---|
地上1m |
0.11 |
0.09 |
地上50cm |
0.17 |
0.09 |
地上5cm |
0,37 |
0.09 |
他の通学路(園路)や校内(園内)の測定結果については、あらためてお知らせします。
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政策経営部災害対策・危機管理課
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