トップページ > 区政 > 広報 > プレスリリース > 令和5年プレスリリース > 令和5年2月プレスリリース > 日比谷図書文化館 盛況の竹久 夢二展【後期】がスタート 区内大学生向けに作品鑑賞ツアーを実施 龍星閣がつないだ夢二の心―「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点―(令和5年2月2日配信)
更新日:2023年2月3日
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このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。
前期展示の様子
夢二肉筆作品
学芸員のギャラリートーク
日比谷図書文化館文化財事務室では、令和5年1月7日(土曜日)~2月28日(火曜日)の期間、日比谷図書文化館において竹久 夢二をテーマにした企画展「龍星閣がつないだ夢二の心―「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点―」を開催しています。
22日間の前期展示では、6,000人以上の来場がありました。大盛況を迎えるなか、作品を入れ替え、1月30日(月曜日)から後期展示がスタートしています。
前期開催前にはプレスツアーを行いましたが、今回は区内大学生に向けて、作品鑑賞ツアーを実施します。取材していただける場合は、2月6日(月曜日)正午までにご連絡ください。
今回の企画展は、令和4年4月1日に新たに区指定文化財となった「龍星閣旧蔵竹久夢二コレクション」のお披露目を兼ねたものです。
竹久 夢二(1884-1934)
現在千代田区が所蔵する「龍星閣旧蔵竹久夢二コレクション」は、元々区内にある出版社・龍星閣(りゅうせいかく)が収集した竹久 夢二に関する作品群です。龍星閣の澤田 伊四郎氏は、「埋もれたもの、独自なものを掘り出して世に送ること」を出版理念に掲げ、精力的に夢二の作品を収集し、作品集にまとめて次々と世に送り出しました。そうした澤田の取り組みが、一時下火となっていた夢二を復活させ、現在にもつながる夢二ブームを生み出しました。
本展では、夢二ブーム再燃のきっかけを作った龍星閣の取り組みとともに、その原点となった龍星閣が築き上げた「竹久夢二コレクション」を紹介します。コレクションの目玉である夢二の直筆作品のほか、最初期の作品とされる「揺籃」や夢二の自伝的小説「出版」の挿絵原画なども公開予定です。また本コレクションの中から、「女性」「子ども」「植物」「船」の描かれた4つのモチーフをもとに、「大正ロマン」の象徴とされる夢二作品の面白さも紹介します。
後期には、龍星閣旧蔵竹久夢二コレクションに含まれる夢二の直筆作品から、残り6点の日本画がならびます。なかでも「早春第一枝」は、夢二が得意とする淡いタッチで表現された繊細な女性像を見ることができます。
竹久 夢二作:「揺籃」
竹久 夢二作:「早春第一枝」(左)「白木蓮と乙女」(右)
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