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更新日:2014年11月19日

住居表示懇談会の中間答申

平成19年8月1日開催の第4回住居表示検討懇談会において、以下のとおり中間答申書が区長に提出されました。
今後区は、中間答申を踏まえ、三崎町及び猿楽町の神田冠称復活について、関係地域の住民や企業の理解や合意形成を経て、最終決定をしていきます。

平成19年8月1日
千代田区長 石川 雅己殿

千代田区住居表示検討懇談会
座長 小西 徳應

千代田区の住居表示について(中間答申)

住居表示制度の実施以来40数年が経過し、新しい町の名称が定着するとともに郵便等宅配事情の改善や建物の所在地確認が容易になるなど住民生活の利便性は格段に向上してきました。しかしながら、一定の地域住民から「神田冠称復活」の要望書が提出されるなど、近年、歴史的な文化遺産である旧町名に対する区民の関心が高まっています。
本懇談会は、昨年3月、貴職から千代田区の住居表示を巡る諸課題について諮問を受け、住居表示の実施経過及び住居表示にともなう区民生活や企業活動への影響など、幅広い観点から検討を行ってまいりました。
今般、諸課題のうち神田冠称問題について当懇談会として一定の方向性をとりまとめましたので、中間答申をいたします。

はじめに

「住居表示に関する法律」が昭和37年5月、「合理的な住居表示の制度及びその実施について必要な措置を定め、もって公共の福祉を増進すること」を目的として施行され、全国の自治体において住居表示が行われました。
千代田区においても、昭和39年12月の外神田地域から順次各地域で住居表示が実施されてきましたが、昭和55年1月の紀尾井町以降は行われておらず、実施率は本区の総面積の74.05パーセントにとどまっています。
また、この間住居表示による新しい町名が定着する一方、江戸開府400年を契機として、江戸以来の由緒ある町の名称の文化的な価値を見直す気運が高まり、平成16年11月には三崎町、猿楽町の「神田冠称」の復活について、地域住民多数の署名を添えて区長及び区議会議長あて要望書が提出されています。
当懇談会は、昨年3月、住居表示に関する諸課題に関し、千代田区長から諮問を受け、住居表示に関する課題の整理とその取り扱いについて議論を重ねてまいりました。その結果、今般、課題の一部について方向性を取りまとめたので以下のとおり答申します。

1 諮問事項及び諮問事項の現状と課題

(1) 住居表示未実施地区について

本区は、区内全域を対象に住居表示を進めてきましたが、25%ほどが未実施となっています。その理由として、昭和初期と戦後に行われた区画整理により、本区の町の区域や番地が一定の整理がされていること、あるいは昭和43年から導入された郵便番号制により、区民や企業等が大きな不便を感じていないことなどにより、区も積極的に取り組んでこなかったものと考えられます。
しかし、実施地区と未実施地区が混在している現状を踏まえ、住居表示を取り巻く状況の変化を勘案しつつ、未実施地区の取り扱いについて検討する必要があります。

(2) 旧町名の復活について

住居表示を実施した地域においては、新しい町名が定着する一方、旧町名に対する区民の関心が高まっています。千代田区の住居表示は、「千代田区住居表示整備実施基準」に基づいて、いくつかの町を統合するなど、適正な町の規模や境界を定めてきました。
旧町名を復活するには、こうして統合された町域を再び細分化する作業が生じますが、地域住民からの要望があれば具体的な取り組みに着手する必要があります。そのため、旧町名復活により生じる区民生活や企業活動における影響を十分調査、検討する必要があります。

(3) 神田冠称の取り扱いについて

住居表示の実施にあたり、区長の諮問機関である「住居表示審議会」は、「神田○丁目」あるいは「神田○○町」という町名を使わないという方針を決定しました。その結果、住居表示を実施した地域においての神田冠称使用は一切ありません。
しかし、区民は「神田」という地名に対して強い誇りと愛着を持っており、平成16年11月には三崎町、猿楽町の「神田冠称」の復活について、住民多数の署名を添えて要望書が提出されています。
「神田冠称」は、町域の変更をともなわないため、比較的に社会的影響が少なく、実施までに一定の猶予期間を設けることにより企業等のコスト負担も最小限に抑えられるものと考えられます。

(4) 大規模再開発について

区画整理をともなう大規模な再開発によって、道路の付け替えや拡幅等が行われ、町の形状が一変した地域が誕生しています。このような街づくりの進展の過程で生じる町の区域や町名問題について検討する必要があります。

2 懇談会の答申内容

当懇談会は、諮問事項全般について委員相互の意見交換や議論を行いました。その結果、(1)町域の変更がない。(2)現在の町名に神田を冠する町名変更にとどまり社会的混乱も少ないと予想される。(3)町会が主体的に署名活動を行い、多数の住民の合意が得られていることを踏まえ、三崎町及び猿楽町の神田冠称については、実施に向けて取り組むことが望ましいと答申いたします。
ただし、神田冠称については、町名変更により経費負担や実務的負担がともなう当該地域の企業の理解を得るよう、区と地域住民が協力して働きかけを行うことが肝要です。また、他の地域住民の感情に配慮しながら、進めていく必要があります。

おわりに

今回の中間答申は、地域住民から具体的な要望があり、社会的混乱が少ない「神田冠称問題」の実施に向けての取り扱い方針を示しましたが、その実現に向けては千代田区全体の問題としてとらえて進める必要があります。
懇談会は、区が地域住民や企業と連携・協働してこの課題に取り組み、神田冠称復活が実現されることを願ってやみません。
なお、その他の課題については、地域住民の意向把握、社会的影響、他自治体の動向等の情報収集を行いつつ、引き続き検討してまいります。

お問い合わせ

地域振興部コミュニティ総務課コミュニティ係

〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1

電話番号:03-5211-4180

ファクス:03-3264-7989

メールアドレス:komisoumu@city.chiyoda.lg.jp

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