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更新日:2024年2月27日

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RSウイルス感染症にご注意ください

RSウイルス感染症は、近年は夏から増加傾向となり秋にピークがみられていました。一方、2021年以降は春から初夏に継続した増加がみられ、夏にピークがみられています。今後の流行時期については注意が必要です。

RSウイルス感染症とは

RSウイルスの感染による呼吸器感染症です。生後1歳までに半数以上が、2歳までにはほぼすべての子どもが感染するとされています。症状としては、発熱や鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎までさまざまです。生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返すため、乳幼児だけではなく、高齢者や基礎疾患のある成人においても肺炎などを引き起こすことがあります。

特に感染しないよう注意すべき人

  • 生後6か月以内の乳児
  • 感染によって重症化するリスクの高い基礎疾患を有する小児(特に早産児や生後24か月以下で心臓や肺に基礎疾患がある小児、神経・筋疾患やあるいは免疫不全の基礎疾患を有する小児等)
  • 高齢者
  • 慢性の基礎疾患のある成人(喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心疾患、糖尿病、慢性腎不全(CKD)等)

予防

RSウイルスの感染経路は接触感染と飛沫感染です。

接触感染対策

  • 流水・石けんによる手洗い、またはアルコールによる手指衛生の徹底
  • ドアノブ、スイッチ、手すり、子どもが触れるおもちゃなどのこまめなアルコールまたは次亜塩素酸ナトリウムでの消毒

飛沫感染対策

  • 鼻汁、咳、くしゃみなどの呼吸器症状がある場合はマスクの着用
  • 呼吸器症状がある場合、乳幼児や高齢者等との接触を避ける

家庭内や集団の場では感染の拡がりが起きやすいので、感染予防を徹底しましょう。

お問い合わせ

千代田保健所健康推進課感染症対策係

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-2-14 

電話番号:03-5211-8173

ファクス:03-3262-1160

メールアドレス:kenkousuishin@city.chiyoda.lg.jp

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